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【豊富高校 サクッとつかむ!学校の特徴まとめ】
- 学校の特色:サロベツ原野と名湯・豊富温泉に抱かれた昭和25年創立・75周年の伝統校。全日制普通科1学年40名の少人数編成で、2年次から進学対応の「αコース」と資格・就職対応の「βコース」に分かれ、北海道遠隔授業配信センター(T-Base)と連動した先端的な個別最適化学習を推進。
- 入試形式・合格のポイント:一般選抜100%(推薦枠なし・公立高校共通5教科学力検査+個人面接)。最新倍率は0.30倍(前年0.68倍・前々年0.35倍)と推移。教科書の基礎基本を確実に固め、稚咲内海岸清掃や高校生議会など地域活動に意欲を示すことが合格への確かな鍵。
- 進路・出口実績:北海道教育大学・小樽商科大学などの国公立大や看護医療系大、北海学園大への進学をはじめ、宗谷町村会豊富町役場公務員(3年間で計5名合格)、地元特産の株式会社豊富牛乳公社、北宗谷農協など抜群の実績。制服・ジャージ全額補助や学校給食提供など豊富町の支援も全国屈指。
【豊富高校の最新入試データ早見表】
–(普通科・未算出)
G〜Jランク(内申点目安)
一般 0.30倍(推薦 -)
40名(1間口・道立)
推薦枠なし(一般選抜100%)/ 個人面接実施
北海道宗谷管内南部に位置し、日本最北の国立公園である「利尻礼文サロベツ国立公園」のサロベツ湿原と、日本屈指の泉質を誇る豊富温泉に恵まれた北海道豊富高等学校は、昭和25年(1950年)の開校以来、75年にわたり地域の発展を支える数多の人材を育成してきた伝統ある道立高等学校です。
大規模草地が広がる酪農王国・豊富町にあって、地域社会と緊密に連携したアットホームで質の高い教育を実践しています。
全日制普通科1学年40名(全校生徒約50名)という恵まれた少人数体制を最大限に活かし、生徒一人ひとりの個性に寄り添う丁寧な学習指導を徹底しています。
2年次からは大学進学を目指す「α(アルファ)コース」と、商業資格取得や地元就職を目指す「β(ベータ)コース」に分かれ、北海道遠隔授業配信センター(T-Base)を活用した高度なオンライン遠隔授業や、スタディサプリによる個別最適な学びを提供しています。
さらに、豊富町による「豊富高校魅力アップ事業」によって、制服費用全額補助、指定ジャージ・上靴費用全額補助、温かい学校給食の提供、町内スクールバス運行、各種検定料全額補助など、全国的にも類を見ない破格の教育支援体制が整っています。
本記事では、受検生や保護者の皆様が最も知りたい最新の入試倍率、合格ラインの目安、学科コースと教育課程、進路実績の内訳、部活動、年間行事、豊富町の手厚い支援制度に至るまで、客観的な公定一次情報に基づき徹底解説します。
豊富高校の基本情報と特徴
沿革・歴史と教育目標・校訓
北海道豊富高等学校は、戦後の昭和25年(1950年)6月20日に町民の切なる願いを受けて北海道豊富高等学校として設置認可・開校式を挙行したのが始まりです。
昭和26年(1951年)には校章が制定され、平和を象徴する「鳩」と勉学を象徴する「ペン」を組み合わせた美しい図柄が、今日まで受け継がれるスクールアイデンティティとなっています。
昭和28年(1953年)の道立移管を経て、平成20年(2008年)からは1学年1学級(定員40名)編成となりました。
令和2年(2020年)には創立70周年を迎え、累計3,600名を超える有為な卒業生を社会へと送り出してきました。
学校を統率する宮本幸紀(みやもと ゆきのり)校長のもと、「真理尊重・敬愛和信・健康明朗・勤労愛好」の校訓と、「たくましく生き抜く人・たえず学び続ける人・ともにたすけ合う人」という教育目標を掲げ、豊かな知性と温かな人間性を兼ね備えた人材の育成に励んでいます。
【豊富高校の校訓/学校教育目標/実践目標】
- 校訓「真理尊重・敬愛和信・健康明朗・勤労愛好」:真理を深く探究する真摯な心、他者を敬い和やかに信じ合う心、心身ともに健やかで明るい精神、そして勤労を愛し汗を流す喜びを大切にする4大精神。
- 学校教育目標:
・たくましく生き抜く人(困難に立ち向かい粘り強く自らの人生を切り拓く力)
・たえず学び続ける人(生涯にわたり主体的に知識と技能をアップデートし続ける力)
・ともにたすけ合う人(郷土と他者を愛し協働してよりよい社会を創り出す力) - 実践目標「挨拶・清潔・努力」:礼儀正しい挨拶の徹底、美しい環境を守る清潔の励行、そして日々の地道な努力の継続。
豊富高校では、教職員14名が生徒約50名全員の顔と名前、性格、学習到達度、将来の希望進路を完全に把握しています。
職員室と教室の垣根が低く、放課後には生徒が気軽に質問や進路相談に訪れる温かいアットホームな教育風土が息づいています。
生徒一人ひとりが埋もれることなく、全員が主役となって輝ける環境がここにあります。
学科編成と教育課程・学習の特色
豊富高校の学科編成は、全日制「普通科」(1学年1クラス・定員40名)です。
1年次はすべての生徒が共通の基礎教科(国語・数学・英語・理科・社会・保健体育・芸術・情報)をバランスよく履修し、高校での学習習慣と基礎学力を盤石なものにします。
2年次からは、生徒各自の進路志望に応じて「α(アルファ)コース」と「β(ベータ)コース」の2コースに分かれて専門的な学習を進めます。
「αコース」は、国公立大学や難関私立大学、看護・医療系大学等への進学を目指すコースです。
北海道高等学校遠隔授業配信センター(T-Base / 有朋高校)と双方向オンラインシステムで接続し、拠点校の専門教員による高度な遠隔授業を受信しています。
情報端末(Chromebook)を活用した課題提出やオンライン進学講習が整備され、小規模校でありながら都市部と遜色ない発展的学習が可能です。
一方の「βコース」は、地元就職や公務員、専門学校進学を目指すコースです。
普通科にいながら商業系科目(ビジネス基礎、簿記、情報処理)を選択履修でき、全経簿記能力検定や電卓計算能力検定などの資格を取得して就職活動を圧倒的に有利に進められます。
| コース類型 | カリキュラムの重点と指導体制 | 主な進路先・目指す出口 |
|---|---|---|
| α(アルファ)コース 進学重視型 |
大学入試対応の発展科目、T-Base(有朋高)からの英語・公民双方向遠隔授業、スタディサプリによる共通テスト対策、長期休業中の進学講習、学校推薦型・総合型選抜対策。 | 北海道教育大、小樽商科大、札幌保健医療大看護、北海道文教大理学療法、北海学園大など |
| β(ベータ)コース 就職・資格重視型 |
商業科目の選択履修(全経簿記3級、電卓計算、情報処理検定)、ビジネスマナー、履歴書・面接徹底演習、公務員採用試験対策。検定料は町が全額助成。 | 豊富町役場、豊富牛乳公社、北宗谷農協、稚内信金、ANA FESTA、看護・専門学校など |
総合的な探究の時間では、サロベツ原野や豊富温泉、大規模酪農といった郷土の資源を深く掘り下げる「地域探究学習」が展開されています。
1年次は地域課題をグループで調査する「基礎探究」、2年次は地元企業や稚内市の事業所で働く「進路探究(インターンシップ)」、3年次は「北海道探究」として豊富町議会の議場で町長や教育長に政策提言を行う「高校生議会」を実施しています。
また、全校生徒で日本海に面した稚咲内(わかさかない)海岸のゴミ拾いを行う海岸清掃ボランティアなど、自然環境保全活動も活発に行われています。
基本情報一覧とアクセス
豊富高校の基本情報、所在地および交通アクセスを一覧表にまとめました。
学校は天塩郡豊富町字上サロベツに位置し、JR宗谷本線「豊富駅」から約1.8kmの閑静で落ち着いた教育環境にあります。
豊富町内各方面へのスクールバスや幌延町方面からの送迎バスが運行されており、通学の利便性が確保されています。
| 学校名 | 北海道豊富高等学校(通称:豊富高校、豊高) |
|---|---|
| 設置者 | 北海道(道立) |
| 課程・学科 | 全日制課程 普通科(2年次よりαコース・βコース制/共学) |
| 募集定員 | 40名(1学級・1間口) |
| 所属学区 | 宗谷学区(天塩郡豊富町) |
| 校訓・教育目標 | 校訓「真理尊重・敬愛和信・健康明朗・勤労愛好」/たくましく生き抜く人・たえず学び続ける人・ともにたすけ合う人 |
| 所在地 | 〒098-4100 北海道天塩郡豊富町字上サロベツ475番地 |
| 電話・連絡先 | TEL: 0162-82-1709 / FAX: 0162-82-1194 |
| アクセス | JR宗谷本線「豊富駅」より徒歩約20分(約1.8km)/スクールバス運行あり |
| 公式サイト | 北海道豊富高等学校 公式HP |
豊富高校の最新偏差値と合格ライン
道内公立高校入試データと合格内申ランク
北海道の高校受験データにおいて、豊富高校普通科は模試データ上特定の偏差値数値が公表されておらず、公定データとしては「未算出(-)」として分類されています。
これは受検生数が小規模である地域特有の取り扱いであり、学力水準を示すものではありません。
実際の進学実績では、北海道教育大学や小樽商科大学などの難関国公立大学や、看護・医療・理学療法系大学に合格者を輩出しており、手厚い個別指導によって確かな学力が育成されています。
公立高校一般選抜における合格目安内申ランクとしては、概ねGランクからJランク(内申点136点〜215点前後)が標準的な合格圏となります。
少人数制のため倍率は比較的落ち着いて推移していますが、合否判定では中学校での日頃の学習態度や出席状況、そして当日実施される個人面接での意欲が重視されます。
基礎学力の抜け漏れを無くし、教科書の基本事項を確実にマスターしておくことが大切です。
| 内申ランク | 内申点合計目安 | 学力検査目標点(500点満点) | 合格判定の目安 |
|---|---|---|---|
| Gランク | 196点 〜 215点 | 170点 〜 220点 | 極めて安全圏(上位合格ゾーン) |
| Hランク | 176点 〜 195点 | 140点 〜 180点 | 合格標準圏(順調ゾーン) |
| Iランク | 156点 〜 175点 | 120点 〜 150点 | 合格可能圏(基礎定着で安心) |
| Jランク以下 | 136点 〜 155点 | 100点 〜 130点 | 挑戦圏(面接と基本徹底) |
教科別対策と合否判定のポイント
北海道公立高校の一般入試は、全道共通の5教科(国語・数学・社会・理科・英語、各100点・計500点満点)で実施されます。
豊富高校を目指す受験対策としては、複雑な難問に時間を割くよりも、教科書の太字用語、計算の基礎、基本英単語のスペリング、漢字の読み書きなど、確実に点数を拾える基本問題を1問も落とさない精度を磨くことが最善の戦略です。
過去問を本番と同じ時間配分で解き、ケアレスミスをなくす見直しの習慣を身につけましょう。
| 教科 | 出題傾向と得点ポイント | 受検直前のおすすめ勉強法 |
|---|---|---|
| 国語 | 漢字・文法・語句の基礎問題は全問正解を目指す。説明文や小説文の選択問題と、条件付き作文(段落構成)。 | 過去問の漢字を総復習し、自分の意見を指定字数で素早く書く作文練習を反復する。 |
| 数学 | 大問1の小問集合(正負の数、文字式、一次方程式、連立方程式、平方根など)で確実に満点を確保。 | 毎日10問の基礎計算ドリルを解き、計算スピードと見直しの正確性を徹底強化。 |
| 社会 | 地理の地図記号や気候帯、歴史の重要年表と人物、公民の憲法や政治・経済の基本用語。 | 一問一答問題集で重要語句を完璧にし、北海道の酪農や自然地理に関する問題も確認。 |
| 理科 | 物理・化学・生物・地学の4分野から均等出題。実験手順や観察器具の操作法、グラフ読解。 | 教科書の実験図や写真を見直し、オームの法則や密度・湿度などの基本公式を整理。 |
| 英語 | 全体の約3割を占めるリスニング、教科書レベルの重要英単語・基本文法、短い対話文読解。 | 基本例文の音読を繰り返し、自己紹介や高校で頑張りたいことの簡単な英作文を練習。 |
豊富高校の一般入試と倍率
入試方式(一般選抜と募集枠)
豊富高校の入学者選抜は、推薦選抜を実施せず、募集定員40名の全員を「一般入学者選抜」によって選考します。
選抜方法は、中学校から提出される「個人調査書(内申点)」と当日の「5教科学力検査」の成績、そして受検生全員を対象に実施される「個人面接」の結果を総合的に審査して行われます。
全員が同じスタートラインから公平に審査されるため、これまでの内申ランクに不安がある受検生でも、当日のテストと面接で意欲を示すことで逆転合格を勝ち取ることが可能です。
試験内容の傾向と対策(個人面接・学力検査)
豊富高校の一般選抜では、学力検査に加えて全員に「個人面接」が課されます。
面接は面接官2〜3名に対して受検生1名で行われ、所要時間は約10分程度です。
面接で尋ねられる代表的な質問は以下の通りです:
1. 豊富高校を志望した具体的な理由
2. 高校入学後に頑張りたいこと(αコースでの進学、βコースでの商業資格取得、部活動など)
3. 将来の進路目標や夢(大学・看護医療進学、公務員、地元就職など)
4. 中学校生活で最も努力したことや達成感を得た経験
5. 自分の長所・短所、趣味や特技について。
面接において最も高く評価されるのは、丸暗記した回答ではなく、相手の目を見て明るく誠実に話す姿勢と、「豊富高校で3年間一生懸命学びたい」という確かな意欲です。
入退室のマナー、丁寧な言葉遣い、背筋を伸ばした姿勢など、基本的な面接作法を中学校の先生と繰り返し練習しておきましょう。
また、サロベツ原野や豊富温泉など地元の自然・文化に対する関心を持っておくことも好印象につながります。
入試倍率の推移(直近3カ年)
豊富高校の直近3カ年(令和8年度・令和7年度・令和6年度)の一般選抜確定出願倍率および受検データをまとめました。
数値は北海道教育委員会公定資料および道内公立高校入試公定データに基づき、最新年度順(降順)で整理しています。
| 入試年度 | 学科名 | 一般選抜倍率 | 推薦選抜倍率 |
|---|---|---|---|
| 令和8年度(2026年) | 普通科(定員40名) | 0.30倍 | -(推薦枠なし) |
| 令和7年度(2025年) | 普通科(定員40名) | 0.68倍 | -(推薦枠なし) |
| 令和6年度(2024年) | 普通科(定員40名) | 0.35倍 | -(推薦枠なし) |
直近3年間の入試倍率は、令和6年度が0.35倍、令和7年度が0.68倍、令和8年度が0.30倍となっており、定員40名に対して12名〜27名程度が出願する落ち着いた倍率推移となっています。
定員割れの状況であっても、学力検査の点数が著しく低かったり、面接において高校生活への意欲が全く見られない場合は不合格となる可能性があります。
受検直前まで気を抜かず、高校入学後の好スタートを見据えて基礎学習を継続しましょう。
豊富高校の進路・大学合格実績
国公立大学・難関私立大学の合格実績
豊富高校の進路実績における最大の強みは、1学年十数名から二十名程度の小規模校でありながら、過去3年間(2022〜2024年度)で大学・短大進学率が35%(17名)に達し、国公立大学や有力私立大学へ確実に合格者を輩出している点です。
国公立大学では、北海道教育大学旭川校(教員養成課程数学教育専攻)や小樽商科大学商学部、旭川大学(現・旭川市立大学)経済学部に現役合格を果たしました。
αコースでの北海道遠隔授業配信センター(T-Base)と連動したハイレベルな遠隔授業や、スタディサプリを活用した個別指導が実を結んでいます。
私立大学においても、札幌保健医療大学(保健医療学部栄養学科)、北海道文教大学(医療保健科学部リハビリテーション学科理学療法学専攻・人間科学部健康栄養学科)、北海学園大学(経済学部・経営学部)、札幌大学(地域共創学群英語専攻)、星槎道都大学(経営学部スポーツ専攻)、育英館大学(情報メディア学部)、神戸学院大学(心理学部)など、医療・リハビリ・経済・教育・心理といった多岐にわたる専門分野へ進学しています。
生徒一人ひとりの学びたい分野に合わせて、学校推薦型選抜や総合型選抜の小論文・志望理由書指導が徹底的に行われています。
| 進路区分 | 過去3年間(2022〜2024年度)の主な合格・就職先 | 進路の特色・合格人数 |
|---|---|---|
| 大学・短期大学 | 【国公立大学】 北海道教育大学旭川校(数学教育)、小樽商科大学商学部、旭川大学(現・旭川市立大) 【私立大学】 北海学園大学(経・経営)、札幌保健医療大学(栄養)、北海道文教大学(理学療法・健康栄養)、札幌大学、星槎道都大学、育英館大学、神戸学院大学 |
3年間で17名合格(進路全体の35%) αコースの少人数指導と遠隔授業を活用し、国公立・医療系への進学を達成。 |
| 専門学校・各種 | JA北海道厚生連旭川厚生看護専門学校、札幌こども専門学校、札幌ブライダル&ホテル観光専門学校(2名)、総合学園ヒューマンアカデミー札幌校、北海道ハイテクノロジー専門学校(IT)、北海道リハビリテーション大学校(作業療法)、札幌青葉鍼灸柔整、道立北の森づくり専門学院など | 3年間で11名進学(進路全体の23%) 看護、医療技術、保育、観光、IT、林業・木材産業など専門分野へ着実に進出。 |
| 公務員採用 | 宗谷町村会豊富町役場(2024: 1名、2023: 2名、2022: 2名の計5名採用) 自衛隊一般曹候補生(1名採用) |
3年間で6名合格(進路全体の13%) 豊富町役場の一般行政職への現役合格率が極めて高く、地域公務員に強い。 |
| 民間企業就職 | 株式会社豊富牛乳公社(2名)、北宗谷農業協同組合、稚内信用金庫、石成牧場、日本郵便株式会社北海道支社、ANA FESTA株式会社、株式会社グランベルホテル、豊富町商工会、社会福祉法人サロベツ福祉会、麻布木材工業など | 3年間で14名就職(進路全体の29%) 地元の大手乳業・豊富牛乳公社や農協、観光ホテル、金融機関へ高い内定率。 |
専門学校・就職・公務員の実績と地域定着
豊富高校の進路実績で特に際立っているのが、地元・豊富町役場への公務員現役合格と、地域中核企業への就職実績です。
豊富町役場の採用試験には、2024年度に1名、2023年度に2名、2022年度に2名と、直近3年間だけで計5名もの卒業生が現役合格を果たしています。
自衛隊一般曹候補生を含めると公務員進路が全体の13%を占めており、公務員を志望する生徒にとって抜群の合格環境が整っています。
また、民間企業就職においても、セイコーマートの牛乳をはじめ全国的に愛飲されるブランド乳「豊富牛乳」を製造する「株式会社豊富牛乳公社」へ毎年就職者を輩出しています。
さらに北宗谷農業協同組合(JA北宗谷)、稚内信用金庫、地元酪農牧場、サロベツ福祉会、豊富町商工会など、豊富町および宗谷管内の基幹産業を担う優良事業所への就職決定率は100%を誇ります。
βコースで学んだ簿記や情報処理の資格が即戦力として評価され、地元に定着して活躍する若者を数多く生み出しています。
豊富高校の学校生活・部活動・校風
活発な部活動とボランティア精神
豊富高校では、全校生徒約50名という小規模校でありながら、体育系・文化系合わせて5つの部活動・同好会が精力的に活動しています。
放課後の体育館やグラウンド、特別教室からは生徒たちの元気な声と楽器の音色が響き渡ります。
少人数だからこそ、1年次からレギュラーとして試合や演奏会に出場できる機会が多く、初心者から始めた生徒もメキメキと上達できる温かい練習環境が魅力です。
中でも特筆すべきは、全校生徒や地域から愛される「吹奏楽部(豊高バンド)」と「ボランティア部」の活躍です。
吹奏楽部は高文連道北支部音楽発表会への出場だけでなく、地元中学校の吹奏楽部と合同で地域の神社祭や福祉まつりで素晴らしい演奏を披露しています。
またボランティア部は、日本海に面した稚咲内海岸での海岸清掃、町内花壇の整備、地域の「福祉まつり・ボランティアの集い」での運営サポートなど、町民と心を通わせる社会貢献活動を積極的に行っています。
| 区分 | 部活動・外局・同好会一覧 | 活動の特色と主な実績 |
|---|---|---|
| 体育系部活動 | 野球部、バドミントン部、バレーボール同好会 | 高体連集約大会や支部大会に向けて熱心に練習。少人数ならではの団結力と互いを励まし合う温かいチームワークが特色。 |
| 文化系部活動 | 吹奏楽部(豊高バンド)、ボランティア部 | 吹奏楽部は高文連音楽発表会や中学校合同演奏、地域祭で大活躍。ボランティア部は海岸清掃・花壇整備・福祉まつり運営で地域貢献。 |
| 外局・生徒会 | 生徒会執行部、各種各種委員会活動 | 豊高祭や全校レクリエーションの企画運営、交通安全街頭啓発、高校生議会での政策提言など主体的な自治活動を推進。 |
伝統の年間行事と学校生活のスケジュール
豊富高校の学校生活は、道北の大自然と四季折々の風情を満喫できる特色豊かな学校行事で満ちています。
7月には全校が熱狂する「豊高祭(学校祭)」が開催され、仮装パレードやステージ発表で地域全体が盛り上がります。
さらに、豊富高校ならではのユニークな授業として、9月の「カーリング授業」や2月の「スキー授業」が組み込まれており、道北の冬と氷上スポーツを思い切り楽しむことができます。
| 学期・月 | 主な学校行事・イベント | 行事の特色と見どころ |
|---|---|---|
| 4月(前期始業) | 着任式・始業式、入学式、対面式、生徒総会、部活動紹介 | 新入生を温かく迎え入れる対面式で、学年を超えた交流がスタート。 |
| 5月〜6月 | 高体連集約大会、全道壮行会、前期中間考査、稚咲内海岸清掃ボランティア、地域探究講話 | 部活の集大成である高体連と、全校生徒で行う日本海海岸清掃ボランティア。 |
| 7月〜8月(夏季) | 学校祭「豊高祭」、インターンシップ(2年)、夏季休業、夏期講習、全校集会 | 仮装や模擬店で大盛況の豊高祭。夏休みには地元企業での就業体験を実施。 |
| 9月〜10月(秋季) | 前期期末考査、オープンスクール、カーリング授業、浴衣着付け講習、全校レク、見学旅行(2年) | 道北ならではの氷上カーリング体験と、2年生最大の思い出となる関西方面見学旅行。 |
| 11月〜12月 | 後期中間考査、地域探究成果発表会、高校生議会(3年)、全校レク、冬季講習 | 豊富町議場で町長らに質問する高校生議会と、地域を招いた探究発表会。 |
| 1月〜3月(後期終業) | 共通テスト、スキー授業(2月)、学年末考査、卒業証書授与式、修了式、春期講習 | 豊富温泉スキー場での本格的なスキー授業と、全校の温かい涙に包まれる卒業式。 |
1日のスケジュールも規則正しく整えられています。
昼休みには町内給食センターから届けられる出来立ての温かい学校給食を食べることができ、栄養バランス抜群の昼食が生徒の健康を支えています。
放課後には部活動や教員による個別補習、スタディサプリを活用した自習など、充実した時間を過ごせます。
| 時間帯 | 日課区分 | 主な活動内容・学習の様子 |
|---|---|---|
| 8:30 〜 8:40 | 朝のSHR(出欠・連絡) | スクールバス等で登校後、出欠確認と当日の連絡事項伝達。 |
| 8:45 〜 12:35 | 1〜4時間目(午前授業) | 50分授業×4コマ。主要教科の基礎学習やT-Base遠隔授業を受信。 |
| 12:35 〜 13:20 | 昼休み(温かい学校給食) | 町給食センター直送の学校給食(希望制)を楽しみ、仲間とリフレッシュ。 |
| 13:20 〜 15:10 | 5〜6時間目(午後授業) | コース別選択科目(α進学/β商業資格)、総合探究、体育・芸術など。 |
| 15:10 〜 | 終わりのSHR・清掃・放課後活動 | 校舎内清掃後、部活動、個別進学補習、スタディサプリ自習へ。 |
豊富町による全国屈指の手厚い教育支援体制
豊富高校の魅力を語る上で最大のハイライトと言えるのが、地元・豊富町による破格の手厚い教育支援事業「豊富高校魅力アップ事業」です。
町では「高校生一人ひとりの成長を支え、未来の自分を形成できる学校」を目指し、経済的支援から日々の生活支援まで多角的なバックアップを実施しています。
新入生には、**制服費用が全額補助**されるほか、**指定ジャージおよび上靴の費用も全額補助**されます。
さらに、授業で日常的に使用する学習用端末(Chromebook等)の購入費も一部補助されるため、高校入学時にかかる保護者の初期負担が劇的に軽減されます。
日々の通学面では、豊富町内を巡回する**無料スクールバス**が運行されているほか、隣町の幌延方面からも送迎バスが用意されています。
また、育ち盛りの高校生の健康と食育を支えるため、町内給食センターから温かい**学校給食が提供され、給食費の一部も町が補助**しています。
学習面においても、英検や漢検、数検、簿記などの**資格検定受検料が全額助成**されるほか、模擬試験受験料の補助、修学資金(育英資金)の無利子貸付制度が整備されています。
これほどまでに手厚く生徒と保護者を支える公立高校は道内でも極めて稀であり、安心して夢に向かって学べる最高の環境が整っています。
| 支援制度・事業名 | 支援内容・助成の規模 | 対象者・主なメリット |
|---|---|---|
| 入学準備品全額助成 | 制服費用全額補助、ジャージ・上靴費用全額補助 情報端末(Chromebook)購入費の一部補助も実施。 |
新入生全員。高校進学時の高額な初期出費をほぼゼロに軽減。 |
| 学校給食の提供支援 | 町給食センターからの温かい給食提供+給食費一部補助 栄養バランスの整った出来立ての昼食を安価に提供。 |
希望生徒全員。毎日のお弁当作りの負担がなく、生徒の健康を増進。 |
| 通学支援(スクールバス) | 町内スクールバス無料運行、幌延方面送迎バス運行 遠距離通学生への通学定期代補助も完備。 |
町内・近隣からの通学生。冬期や悪天候時でも安全に通学可能。 |
| 検定料・模試代全額補助 | 英検、漢検、数検、全経簿記、電卓、情報処理受検料全額助成 模擬試験の受験料補助も実施。 |
受検生徒全員。費用を気にせず上位級の資格取得に何度でも挑戦可能。 |
| 修学資金貸付制度 | 無利子での修学資金貸付制度(育英資金) 体育文化後援会費の補助も町が負担。 |
経済的支援を必要とする家庭。無利子で安心して学業に専念。 |
FAQ-豊富高校のよくある質問
Q1: 豊富高校の最新偏差値と合格ラインの内申ランクはどれくらいですか?
A1: 豊富高校の普通科は模試データ上「未算出(-)」となっていますが、合格目安内申ランクはGランク〜Jランク(内申点136点〜215点前後)となります。少人数で落ち着いた倍率が続いていますが、学力検査の基本問題で確実に得点し、個人面接で真摯な学習意欲を伝えることが大切です。
Q2: 推薦入試枠はありますか?入試方式はどうなっていますか?
A2: 豊富高校では推薦入学者選抜を実施しておらず、定員40名の全員を「一般入学者選抜」で選考します。全道共通の5教科学力検査(各100点・計500点満点)と受検生全員に対する個人面接、および中学校の調査書(内申点)により総合判定されます。
Q3: 豊富町による制服全額補助や学校給食とはどんな制度ですか?
A3: 豊富町では「豊富高校魅力アップ事業」として、新入生の制服代金および指定ジャージ・上靴代金を全額補助(実質0円)しています。さらに町給食センターから温かい学校給食が提供され(一部町補助あり)、スクールバス運行や検定料全額補助など手厚い支援が行われています。
Q4: αコースとβコースの違いは何ですか?
A4: 2年次から分かれるコース制で、「αコース」は大学や看護医療系への進学を目指し、有朋高校(T-Base)からの双方向オンライン遠隔授業を受信して発展的学力を養成します。「βコース」は地元就職や公務員を目指し、普通科でありながら簿記や情報処理などの商業資格を取得できます。
Q5: 小規模校からの大学合格や公務員就職の実績はどうですか?
A5: 極めて高い実績を誇ります。過去3年間で大学・短大進学率は35%に達し、北海道教育大学、小樽商科大学、札幌保健医療大学看護、北海学園大学などに合格しています。また豊富町役場公務員には3年間で計5名が現役合格し、豊富牛乳公社や農協への就職決定率も100%です。
まとめ
北海道豊富高等学校は、サロベツ原野の雄大な自然と日本有数の名湯・豊富温泉に育まれ、昭和25年の創立以来75年にわたり地域とともに歩んできた歴史ある道立高等学校です。
1学年40名の少人数だからこそ可能な「生徒一人ひとりを主役にする丁寧な教育」のもと、大学進学を拓くαコースと商業資格・就職に強いβコースが機能し、北海道教育大・小樽商大などの国公立大合格や、豊富町役場公務員、地元・豊富牛乳公社への就職など素晴らしい成果を挙げています。
何よりも、制服やジャージの全額補助、温かい学校給食の提供、無料スクールバス運行、各種検定料全額補助など、町全体で子どもたちの学びを支える手厚い支援環境は他の追随を許しません。
温かな仲間に囲まれ、豊かな自然と最新の遠隔教育の中で自らの可能性を大きく伸ばせる豊富高校は、これからの高校生活を充実させたい受検生にとって最高の進学先となるはずです。

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