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【市立函館高校 サクッとつかむ!学校の特徴まとめ】
- 学校の特色:函館東高校と函館北高校が統合して誕生した道南唯一の「進学重視型単位制普通科」公立高校(通称「市函(いちはこ)」)。生徒一人ひとりが進路に合わせて独自の時間割を組む単位制システム、函館の地域課題を探究する独自科目「函館学」、私服登校が認められた自主自律の校風が大きな魅力。
- 入試形式・合格のポイント:最新偏差値は62、合格目安は内申B〜Cランク(当日点260〜330点程度)。一般選抜(5教科500点・面接なし)と推薦選抜(定員の20%程度・面接+自己アピール文等)を実施。一般選抜倍率1.52倍、推薦倍率1.63倍と道南屈指の人気校であり、標準枠(学力5:調査書5)に加えて学力重視枠(9:1)と調査書重視枠(6:4)の複数尺度選考が導入されています。
- 進路・出口実績:国公立大学へ毎年70名前後(北海道大学、弘前大学、室蘭工業大学、北海道教育大学、公立はこだて未来大学など)の合格者を輩出。北海学園大学や北星学園大学、青山学院大学等の難関私立大学、市立函館病院高等看護学院をはじめとする看護医療系、公務員(函館市役所・道警等)まで極めて手厚い進路実績を誇ります。
【市立函館高校の最新入試データ早見表】
62(普通科[単位制])
Bランク 〜 Cランク(内申点 255〜295点)
一般 1.52倍(推薦 1.63倍)
200名(5間口)
推薦枠20%程度 / 推薦面接実施(一般なし)
市立函館高校の基本情報と特徴
北海道函館市柳町に所在する市立函館高等学校は、函館市が設置する公立の全日制普通科高等学校です。
地元では「市函(いちはこ)」の愛称で広く親しまれ、道南エリアの公立普通科において函館中部高校に次ぐ高い学力水準と進学実績を誇る進学校として確固たる地位を築いています。
2007年(平成19年)に、男子校としての伝統を誇った北海道函館東高等学校と、女子校から共学化を果たした北海道函館北高等学校の市立高校2校が統合して開校しました。
両校が紡いできた良き伝統を継承・発展させながら、道南で唯一となる「進学重視型単位制高校」としてスタートを切りました。
生徒自らの進路目標や適性に合わせて約100科目に及ぶ豊富な講座から履修科目を柔軟に選択できる単位制カリキュラムを展開しています。
また、函館の歴史や地域課題をフィールドワークで学ぶ独自教科「函館学」の設置、生徒主体の学校祭「柳星祭(りゅうせいさい)」での伝統の行灯行列、そして制服に縛られない私服登校の自由な教育環境など、生徒の個性を尊重する多彩な魅力にあふれています。
本記事では、市立函館高校への受検を検討している中学生や保護者の方に向けて、最新の偏差値や内申ランクの合格目安、直近3カ年の一般・推薦入試倍率推移、単位制カリキュラムの特長、国公立大学や難関私大への進学実績、部活動の実績や学校生活までを網羅して徹底解説します。
沿革・歴史と教育目標・校訓
市立函館高校は、昭和15年に創立された函館東高校(旧制市立函館中学校)と、昭和14年に創立された函館北高校(市立函館高等家政女学校)の歴史をルーツに持ちます。
2007年4月の統合開校以来、両校の同窓会や函館市民の手厚い支援を受けながら、新時代の教育ニーズに応える先進的な学校づくりを力強く推進してきました。
同校では、開校時に制定された『何を求める』を校訓に掲げています。
【市立函館高校の校訓/教育目標/教育方針】
- 校訓:『何を求める』――与えられた枠組みを受け身でこなすのではなく、自らの人生において「何を学び、何を成し遂げ、何を求めるのか」を主体的に問い続け、強い意志を持って未来を切り拓く自立の精神。
- 教育目標1(進学重視型単位制高校):生徒一人ひとりの興味・関心や多様な進路希望に対応する弾力的な教育課程を編成し、少人数授業や習熟度別指導を通じて確かな学力と探究力を育成する。
- 教育目標2(人間性を育てる伝統の継承・発展):東高・北高の輝かしい歴史を受け継ぎ、部活動や学校行事、特別活動に主体的に取り組むことで、豊かな人間性と高い社会性を備えた有為な人材を育てる。
- 教育目標3(郷土の歴史を受け継ぎ未来を拓く学校):開港地・函館の国際性と進取の気風を学び、郷土を愛する心と広い国際的視野、プレゼンテーション能力を兼ね備えたグローバルリーダーを育成する。
校訓「何を求める」の問いかけのもと、教職員と生徒が一体となって高い志を掲げ、自律的な学習姿勢と豊かな人間性を育む教育が実践されています。
学科編成と教育課程・学習の特色
市立函館高校は、全日制課程普通科(単位制・1学年5学級・募集定員200名)を設置しています。
「進学重視型単位制」を採用しているため、従来の学年制普通科のような固定された時間割ではなく、生徒各自の志望大学や進路希望に応じて必要な科目を自由に選択し、自分だけの時間割を作成して学ぶことができます。
| 学科・教育課程 | カリキュラム・選択科目の特徴 | 目指す進路・主な目標 |
|---|---|---|
| 普通科(単位制) 国公立・難関大文系 |
国語・地歴公民・英語の高度な演習科目を集中履修。共通テスト対策から二次試験記述論述指導、小論文特講まで手厚く対応。 | 北海道大、弘前大、北海道教育大、小樽商科大、MARCH・関関同立等の難関私立大学。 |
| 普通科(単位制) 国公立・理系・医療系 |
数学Ⅲ・数学C、物理・化学・生物の発展実験演習を展開。少人数習熟度別授業により理数系の高度な思考力と記述力を育成。 | 公立はこだて未来大、室蘭工業大、北見工業大、薬学部・看護医療系大学・専門学校。 |
1年次は全員が共通の基礎科目を履修して幅広い学力を固め、徹底した進路ガイダンスを通じて自己分析と将来設計を行います。
2年次からは文系・理系・医療系・教育系などの志望分野に応じて、約100科目にのぼる選択群の中から必要な科目を履修します。
学年の枠を越えた科目選択や少人数クラス編成が導入されているため、教員と生徒の距離が近く、きめ細やかな個別最適学習が実現されています。
また、総合的な探究の時間として実践されている学校設定科目「函館学」は、市函教育の象徴的な取り組みです。
函館の観光、水産・食文化、歴史的街並み、少子高齢化や地域創生といったテーマについて、地域企業や行政機関、大学(公立はこだて未来大学など)と連携した実地フィールドワークを展開します。
情報収集、課題発見、プレゼンテーション資料の作成、校内発表会に至る一連の探究活動を通じて、大学入試の総合型選抜や推薦入試でも絶大な強みとなる論理的思考力と表現力を培っています。
基本情報一覧とアクセス
市立函館高等学校の学校概要、所在地、連絡先、交通アクセス、公式Webサイト情報は以下のとおりです。
| 学校名 | 市立函館高等学校 |
|---|---|
| 設置者 | 函館市(公立学校) |
| 課程・学科 | 全日制課程 普通科(単位制・男女共学・1学年5学級編成) |
| 募集定員 | 200名(5間口 / 推薦枠:募集人員の20%程度・約40名) |
| 所属学区 | 渡島学区(北海道公立高校学区規則に基づく) |
| 校訓・教育目標 | 校訓:『何を求める』/ 進学重視型単位制・人間性育成・郷土愛と国際性 |
| 所在地 | 〒040-0002 北海道函館市柳町11番5号 |
| 電話・連絡先 | TEL: 0138-52-0099 / FAX: 0138-52-9955 |
| 交通アクセス | 函館市電「杉並町」電停より徒歩約10分、函館バス「市立函館高校前」バス停すぐ |
| 公式サイト | 市立函館高等学校 公式Webサイト |
市立函館高校の最新偏差値と合格ライン
市立函館高校の最新偏差値、合格に必要な内申ランクの目安、および合否判定における学力検査点と調査書点の比率について解説します。
公立高校入試公的データに基づく市立函館高校普通科(単位制)の最新公表偏差値は「62」となっています。
学科別最新偏差値と内申ランク目安
市立函館高校普通科の最新偏差値、合格目安となる中学校の内申ランク、および一般入試当日の目標点は以下のとおりです。
| 設置学科 | 最新偏差値 | 合格目安内申ランク | 学力検査目標点(500点満点) |
|---|---|---|---|
| 普通科 (単位制) |
62 (公的データ基準) |
Bランク 〜 Cランク (内申点 255〜295点目安) |
260点〜330点程度 (各教科52〜66点目安) |
市立函館高校の合格者の中心層は、中学校の内申ランクでBランク(内申点275〜294点)およびCランク(内申点255〜274点)に集中しています。
また、推薦選抜の志願者ではAランク(内申点295〜315点)を保持する受検生も多数挑戦します。
一般選抜で合格を確実にするためには、北海道公立高校入試の500点満点中280点以上(得点率約56%〜65%以上)を安定して得点できる学力が求められます。
教科書レベルの基礎問題を取りこぼさないことはもちろん、数学の関数・図形融合問題、英語の長文読解や条件英作文、国語の長文論説文や記述問題など、配点の高い応用問題への対策を徹底することが合格への分かれ道となります。
市立函館高校の推薦入試・一般入試と倍率
市立函館高校の入学者選抜は、「推薦入学者選抜」と「一般入学者選抜」の2つの方式で実施されます。
それぞれの募集枠、選抜手順、検査内容を把握し、万全の戦略を立てて臨むことが合格への第一歩です。
入試方式(推薦選抜と一般選抜)
推薦選抜は普通科募集定員(200名)の20%程度(約40名)を標準枠として設定しています。
| 入試区分 | 募集枠・定員 | 選抜方法・実施検査 | 選考で重視される要素 |
|---|---|---|---|
| 推薦選抜 | 募集定員の20%程度(約40名) | 個人面接 + 自己アピール文等 | 志望動機の明確さ、単位制への理解、中学校での学習成績・諸活動実績 |
| 一般選抜 | 定員200名から推薦内定者を除く人数(約160名) | 学力検査5教科(各50分/計500点) ※面接は原則実施なし |
学力検査点および調査書評定に基づく複数尺度選考(標準70%・学力重視15%・内申重視15%) |
出願にあたっては、市立函館高校が掲げる「入学者の受入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)」への深い理解が不可欠です。
【市立函館高校が求める生徒像(アドミッションポリシー)】
- 自らの進路目標の実現に向けて、自ら主体的に学習に励み、生徒会活動・行事・部活動にリーダーシップを発揮して積極的に取り組む生徒
- 地域の文化や歴史に関心を持ち、国際的な視野を備え、人間性豊かで調和のとれた社会の形成者を目指す生徒
- 進学重視型単位制のシステムを正しく理解し、自律的に学習計画を立てて粘り強く努力を継続できる生徒
推薦選抜では受検者全員に対して個人面接が課され、志望理由や単位制で学びたい内容、高校生活での抱負が厳格に評価されます。
試験内容の傾向と対策(面接・学力検査など)
市立函館高校の一般選抜では、道立高校共通の5教科学力検査(各教科100点・計500点満点)が実施されます。
同校では受検者の学力特性や中学校での努力の成果を多角的に評価するため、「複数尺度による選抜」を導入しています。
| 選考枠・選抜枠 | 定員に対する割合 | 学力検査と調査書の比率 | 選考の特徴 |
|---|---|---|---|
| 標準枠(第1段階) | 募集人員の約70% | 学力 5 : 調査書 5 | 入試当日点と中学校3年間の内申点を等しく総合評価。 |
| 学力重視枠(第2段階) | 募集人員の約15% | 学力 9 : 調査書 1 | 内申点が多少低くても入試当日に高得点を取った受検生を救済選抜。 |
| 調査書重視枠(第3段階) | 募集人員の約15% | 学力 4 : 調査書 6 | 中学校での真面目な学習態度や高い内申点を持つ受検生を手厚く評価。 |
市立函館高校の一般選抜では個人面接が実施されないため、合否のすべては当日の学力検査点と調査書点のみで決まります。
学力重視枠(9:1)が15%分確保されているため、仮に内申ランクがDランクであっても当日の学力検査で330点以上のハイスコアを叩き出せば逆転合格が可能です。
一方、調査書重視枠(4:6)も15%分用意されているため、Bランク以上を維持してきた生徒は当日多少の緊張があっても安定して合格圏内に入ることができます。
入試倍率の推移(直近3カ年)
北海道教育委員会および公立高校入試公的データに基づく、市立函館高校の直近3カ年入試倍率推移は以下のとおりです。
| 学科名 | 募集定員 | 推薦枠 | 一般選抜倍率(確定値) | 推薦選抜倍率(確定値) | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 令和8年度 | 令和7年度 | 令和6年度 | 令和8年度 | 令和7年度 | 令和6年度 | |||
| 普通科 (単位制) |
200名 | 20%程度 | 1.52倍 | 1.36倍 | 1.83倍 | 1.63倍 | 1.53倍 | 2.78倍 |
普通科の一般選抜倍率は、令和6年度が1.83倍、令和7年度が1.36倍、令和8年度には1.52倍と高水準で推移しています。
また、推薦選抜倍率も令和6年度が2.78倍、令和7年度が1.53倍、令和8年度が1.63倍と毎年高い人気を集めています。
道南屈指の人気校であるため受検者の学力レベルが高く、1点の差が合否を分ける激戦となる傾向があります。
過去問演習を反復し、時間配分を意識しながらケアレスミスを極限まで減らす実戦的な入試対策が不可欠です。
市立函館高校の進路・大学合格実績
市立函館高校は、単位制を活かした進路直結型カリキュラムと教員陣の手厚い個別指導により、道内トップクラスの現役進学率を誇ります。
国公立大学への安定した多数合格をはじめ、難関私立大学、看護医療系専門学校、地元自治体公務員まで極めてバランスの取れた進路実績を残しています。
国公立大学・私立大学・就職への合格実績一覧
市立函館高校における近年の卒業生(現役・過年度生含む)の主な進路合格先内訳は以下のとおりです。
| 進路区分 | 主な合格先・就職先(近年の卒業生 実績抜粋) |
|---|---|
| 国公立大学 (毎年70名前後合格) |
北海道大学、弘前大学、室蘭工業大学(13名)、北海道教育大学(20名/函館校・旭川校・岩見沢校等)、公立はこだて未来大学(7名)、北見工業大学、札幌市立大学、釧路公立大学、名寄市立大学、青森公立大学、岩手県立大学、秋田県立大学、宮城大学 ほか |
| 難関・主要私立大学 | 北海学園大学(35名)、北星学園大学(12名)、北海道医療大学(15名)、北海道科学大学(15名)、藤女子大学(8名)、天使大学、日本医療大学、千歳科学技術大学、函館大学、青山学院大学、法政大学、芝浦工業大学、國學院大學、東洋大学、専修大学、東京農業大学、東海大学 ほか |
| 看護医療系・専門学校 | 市立函館病院高等看護学院(19名)、函館市医師会看護専門学校(7名)、国立病院機構函館病院附属看護学校(6名)、函館歯科衛生士専門学校、函館臨床福祉専門学校、大原簿記公務員情報医療専門学校、吉田学園医療歯科専門学校 ほか |
| 公務員・民間就職 | 函館市役所(一般事務)、北海道警察(警察官)、自衛官(一般曹候補生等)、北海道庁、日本郵便、函館商工会議所、地元有力企業 ほか |
手厚い進路指導と個別サポート体制
市立函館高校の進路指導の強みは、1学年200名の規模感を活かしたきめ細やかな個別サポートと、単位制ならではの柔軟な入試対策です。
放課後や長期休業中には学力向上講習や大学入学共通テスト対策講座、二次試験直前演習が体系的に実施されています。
生徒の進路希望に応じて国公立大学の個別記述問題の添削や、推薦入試に向けた志望理由書添削・模擬面接指導が徹底して行われます。
また、地元・函館の基幹医療を支える市立函館病院高等看護学院をはじめとする看護系学校への圧倒的な進学実績を誇り、医療従事者を目指す生徒に対しても確かな進路指導ルートが確立されています。
指定校推薦枠も道内外の有名私立大学から多数寄せられており、日頃から真面目に単位を取得し評定平均を高めておくことで、有利な条件で志望大学への現役合格を決める生徒も多くいます。
市立函館高校の学校生活・部活動・校風
市立函館高校では、生徒一人ひとりの自主性を尊重する自由闊達な校風のもと、活気あふれる高校生活が展開されています。
勉強と部活動を高いレベルで両立する文武両道の精神が息づき、充実した学校行事を通じてかけがえのない友情と団結力が育まれます。
全道・全国大会出場の活発な部活動
市函では、運動系・文化系・外局の多彩な部活動が日々熱心に活動を行っています。
同校で活動している部活動・局の一覧および特色は以下のとおりです。
| 区分 | 部活動・外局・同好会一覧 | 活動の特色と主な実績 |
|---|---|---|
| 体育系部活動 | 野球部、弓道部、卓球部、山岳部、陸上競技部、サッカー部、ラグビー部、硬式テニス部、ソフトテニス部、バレーボール部、ハンドボール部、バドミントン部、バスケットボール部 | 高体連支部大会上位進出や全道大会出場の実績多数。文武両道を実践し、限られた放課後の時間を効率的に活用して練習を展開。 |
| 文化系部活動 | 美術部、書道部、文芸部、演劇部、写真部、茶道部、軽音楽部、漫画研究部、ICC(国際交流)部 | 全国高等学校総合文化祭(総文祭)への連続出場を誇る美術部をはじめ、高文連各支部大会で数々の賞を受賞。校外展や学校祭ライブなど活発に活動。 |
| 外局・生徒会 | 吹奏楽局、新聞局、放送局(SBC)、チアリーディング局、図書局、生徒会執行部 | NHK杯全国高校放送コンテスト出場の放送局、全道新聞研究大会開催校の新聞局、地区コンクール金賞の吹奏楽局、学校行事を盛り上げるチアなど全国レベルの実力。 |
特に美術部は全国高総文祭の常連校であり、公式ブログ「ichihako-art」で発信される作品制作の様子や校外展は全国の高校美術関係者からも高く評価されています。
また、放送局(SBC)は地元FM局「FMいるか」の番組収録に参加するなど、地域メディアと連携した先進的な活動を展開しています。
伝統の年間行事・学校行事
市立函館高校の学校行事の中で最大の盛り上がりを見せるのが、7月上旬に開催される学校祭「柳星祭(りゅうせいさい)」です。
函館東高校の校章「青柳」と函館北高校の「北極星」に由来する名称を持ち、全校生徒が情熱を注ぎ込みます。
柳星祭の最大のハイライトが、伝統の「行灯(あんどん)行列」です。
各クラスが数週間かけて巨大な武者絵やキャラクターの立体行灯を制作し、夜の函館市街地(学校から五稜郭電停周辺まで)を行灯の灯りを輝かせながら練り歩きます。
沿道には大勢の函館市民や保護者が詰めかけ、函館の初夏の風物詩として街全体を熱狂させます。
校内祭ではクラス展示、ステージパフォーマンス、軽音楽部ライブ、チアリーディングの演技、フィナーレを彩る打ち上げ花火など、思い出に残る感動的な行事が目白押しです。
そのほか、クラスの団結を深める球技大会、春の遠足、秋の2年次見学旅行(修学旅行)、函館学発表会など、年間を通じて多彩なイベントが実施されています。
制服・校則と教育環境
市立函館高校の校風を象徴する最大の特徴の一つが、「私服校」としての自由な服装規定です。
指定の制服はなく、生徒は私服で登校することが認められています。
どのような服装でも無制限に許されるわけではなく、「高校生としての品位・清潔感・節度を保つ」という前提のもと、自らの判断でTPO(時・場所・場面)に応じた身だしなみを整える自立心が育まれています。
校則は一般的な公立進学校としての標準的なルールが定められており、頭髪や服装のマナーを守り、規律正しい学校生活を送るよう指導されています。
施設面では、旧東高校の敷地に整備されたモダンな校舎に、冷暖房完備の普通教室、単位制に対応した多彩な講義室や選択教室、充実した図書室、体育館、武道場、トレーニング室が完備されています。
| 費用項目 | 金額の目安 | 公的支援制度・備考 |
|---|---|---|
| 授業料 | 月額 9,900円(年額 118,800円) | 国の「高等学校等就学支援金制度」により、世帯年収約910万円未満は実質無償。 |
| 制服代 | 0円(私服校) | 指定制服の購入義務がなく、入学時の初期費用負担を大幅に軽減可能。 |
| 教科書・教材費・諸会費 | 年間 約40,000円〜70,000円程度 | 選択履修する科目によって教材費が異なる単位制ならではの仕様。 |
| 通学交通費 | 市電・函館バス通学定期代 | 杉並町電停から徒歩約10分。函館市内外から自転車通学する生徒も多数。 |
国の就学支援金制度が適用される家庭では授業料が実質無償化され、さらに指定制服代がかからないため、公立高校の中でも経済的な負担が極めて少なく済む点も保護者にとって大きな安心材料となっています。
FAQ-市立函館高校のよくある質問
Q1: 市立函館高校の最新偏差値や合格目安内申ランクはどれくらいですか?
A1: 公立高校入試公的データに基づく最新偏差値は「62」です。合格目安となる中学校の内申ランクはBランクからCランク(内申点255〜295点程度)が中心となります。一般入試の当日点としては、500点満点中260点から330点程度を安定して得点できる学力が目安となります。
Q2: 一般選抜で面接はありますか?また内申点が低くても逆転合格できますか?
A2: 市立函館高校の一般選抜では面接は原則として実施されず、5教科の学力検査と調査書のみで選抜されます。また、学力検査重視枠(学力9:調査書1)が募集人員の約15%分確保されているため、内申ランクがDランクであっても当日の学力検査で高得点を取れば逆転合格が十分に可能です。
Q3: 市立函館高校の「単位制」とは具体的にどのような仕組みですか?
A3: 1年次は基礎科目を全員共通で学び、2年次以降は約100科目に及ぶ豊富な選択科目の中から、生徒各自の志望大学や進路希望に合わせて科目を選び、自分独自の時間割を作成して学習する仕組みです。少人数授業が多く開講され、文系・理系・医療系など個々の目標に直結した学びができます。
Q4: 市立函館高校は制服ですか?私服ですか?
A4: 市立函館高校は私服校です。指定の制服はなく、普段の学校生活は各自が私服で登校します。高校生としての品位や清潔感を保つことが求められますが、自由で自立的な校風を象徴する特色の一つとなっています。制服購入費用がかからない点もメリットです。
Q5: 学校祭の「行灯行列」とはどのようなイベントですか?
A5: 7月上旬に開催される伝統の学校祭「柳星祭(りゅうせいさい)」のメイン行事です。各クラスが制作した巨大な立体行灯を掲げ、夜の函館市内(学校から五稜郭電停周辺)を全校生徒が練り歩きます。沿道に多くの市民が集まる函館の夏の風物詩で、市函生活最大の思い出となる熱気あふれるイベントです。
まとめ
市立函館高等学校は、道南エリアで唯一の「進学重視型単位制普通科」として、生徒一人ひとりの進路実現と自主的な人間形成を両立する魅力あふれる公立高校です。
偏差値62という確かな学力水準のもと、北海道大学をはじめとする国公立大学への多数合格や難関私立大学、地域医療を支える看護医療系への進学など、極めて安定した進路実績を誇ります。
地域密着の独自探究「函館学」、伝統の学校祭「柳星祭」の行灯行列、全国レベルの実績を誇る部活動、そして私服登校が認められた自主自律の校風など、高校生活を全力で楽しむ環境が完備されています。
「自分独自の時間割で大学受験に臨みたい」「自由で活気あふれる校風の中で充実した青春を送りたい」と願う中学生にとって、市立函館高校は間違いなく最高の選択肢の一つです。
学校説明会や公開行事などの機会を積極的に活用し、伝統と革新が融合する市立函館高校の熱気あふれるスクールライフをぜひ直接体感してみてください。

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