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【知内高校 サクッとつかむ!学校の特徴まとめ】
- 学校の特色:渡島半島南端・上磯郡知内町に所在する町立全日制普通科高校。創立70年を超える歴史を誇り、南北海道屈指の名門野球部(甲子園出場実績)を擁します。「北海道知内高等学校通学区域規則」により学区外・全道・全国からの出願が可能で、「地域みらい留学」制度にも対応。カナダ短期留学の町全額助成、月額最大35,000円の通学定期代補助、タブレット無償貸与、町営「青雲寮」完備など、知内町による全国トップクラスの手厚い公的支援が最大の強みです。
- 入試形式・合格のポイント:公定偏差値は未算出(-)、合格目安は内申F〜Iランク(当日点100〜180点程度)。1学年募集人員80名(2学級編成)。入試は推薦選抜(定員の40%程度・個人面接)と一般選抜(学力5教科+個人面接)を実施。最新入試では推薦選抜で1.28倍、一般選抜で0.81倍を記録。一般選抜では公立高校として珍しく個人面接が重視され、学力と調査書の比率9:1の複数尺度選考が導入されています。
- 進路・出口実績:少人数習熟度別指導と多様な選択科目により、四年制大学・短期大学・看護医療専門学校から公務員・地元優良企業就職まで多彩な進路実績を実現。公立大学(札幌市立大学)や北海学園大学(7名合格)をはじめとする私立大、知内町役場(3名採用)や木古内町役場・せたな消防署などの公務員就職、JR北海道や高橋病院などの民間就職で極めて高い実績を残しています。
【知内高校の最新入試データ早見表】
–(普通科[全日制])
Fランク 〜 Iランク(内申点 135〜215点)
一般 0.81倍(推薦 1.28倍)
80名(2間口)
推薦枠40%程度 / 推薦・一般ともに個人面接実施
知内高校の基本情報と特徴
北海道上磯郡知内町字重内に所在する北海道知内高等学校は、知内町が設置・運営する町立の全日制普通科高等学校です。
津軽海峡と大千軒岳に抱かれた風光明媚な南北海道・渡島半島の自然環境の中にキャンパスを構えています。
地元の中学生はもちろん、全国や道内各地から生徒が集まる特色ある地方公立高校として高い注目を集めています。
昭和28年(1953年)の創立以来、70年を超える輝かしい歴史を歩み、これまでに3,000名を超える優秀な卒業生を社会へと送り出してきました。
特に全国的な知名度を誇るのが、公立の小規模校でありながら甲子園出場を果たした名門「硬式野球部」の存在です。
恵まれた練習設備と町営の男子学生寮「青雲寮」などを完備し、文武両道を志す球児たちが道内外から集い、日々切磋琢磨しています。
さらに近年では、知内町による圧倒的な財政的・教育的バックアップが大きな話題となっています。
カナダへの3週間短期留学費用の全額助成をはじめ、ニセコでの国内英語合宿全額助成、シンガポール見学旅行への費用補助、通学定期代の月額最大35,000円補助、タブレットPC無償貸与、スタディサプリ受講費助成など、私立・公立を問わず全国屈指の公的支援制度が整備されています。
本記事では、知内高校への進学・受検を検討している中学生や保護者の方に向けて、最新の偏差値や内申点ランクの合格目安、推薦・一般選抜の倍率推移、少人数習熟度別の教育カリキュラム、大学・公務員・就職実績、名門野球部をはじめとする部活動、青雲寮での寮生活、そして手厚い町支援制度の全貌までを網羅して徹底解説します。
沿革・歴史と教育目標・校訓
知内高校は、地域の若者に中等教育の機会を提供したいという町民の熱い願いによって1953年に開校しました。
開校以来、渡島西部地区の教育拠点校として地域社会と密接に連携しながら発展を続けてきました。
同校の教育の根底には、豊かな自然と温かな地域社会の中で人間性を磨き、高い志を持って未来へ挑む教育理念が息づいています。
【知内高校の校訓/教育目標/3大教育方針】
- 校訓:「豊かな心」「知性」
- 教育目標【徳】:礼節を尊び豊かな人間関係を大切にする生徒
- 教育目標【知】:豊かな感性と知性の探求に努める生徒
- 教育目標【体】:意欲と根気で目標に向かって挑戦しやり抜く生徒
- スクール・ミッション:伝統・文化を尊重しつつ、グローカルな視点や国際感覚をもって地域の課題解決を図ろうとする生徒の育成、ならびに個々の生徒のニーズに対応した学習指導・キャリア教育を通じて主体的な進路決定ができる生徒を育成する。
同校が掲げる3大教育方針では、「Teamwork(協働・つなぐ力)」「Thinking(思考・探究力)」「Action(行動・やり抜く力)」の3つの資質・能力を9つの具体的指標へと細分化し、生徒一人ひとりの成長を全教職員で支援しています。
地域密着の「Local」な学びと、海外留学や国際交流を通じた「Global」な視野を融合させ、未来の地域社会を牽引する「Glocal(グローカル)人材」の育成に全力を注いでいます。
学科編成と教育課程・学習の特色
知内高校は全日制の普通科(1学年2学級・定員80名)を設置しています。
小規模校ならではのメリットを最大限に生かした、生徒一人ひとりに目が行き届く「少人数習熟度別指導」が大きな教育的特長です。
主要教科である国語・数学・英語などでは、基礎的・基本的な学力を徹底的に定着させるクラスから、四年制大学進学や高度な検定取得を目指す応用発展クラスまで、生徒の理解度に応じた2〜3クラス編成によるきめ細かな授業を展開しています。
| 学年・編成 | カリキュラム構成と指導形態 | 教育の狙い・学習支援 |
|---|---|---|
| 第1学年 (共通基礎期) |
国語・数学・英語・理科・社会・保健体育・芸術・情報など高校基礎科目を共通履修。数学・英語では少人数習熟度別授業を実施。 | 中学校からの学びの接続と学習習慣の定着。タブレットPCを用いた個別最適化学習とスタディサプリの活用。 |
| 第2学年 (進路分岐期) |
共通必修科目に加え、進学・就職・公務員等の進路希望に応じた多様な選択科目を開設。探究学習やシンガポール見学旅行を実施。 | 進路目標の具体化と自己実現に向けた学力向上。グローバル研修による国際理解教育の深化。 |
| 第3学年 (進路実現期) |
大学共通テスト対策、看護医療系専門科目、商業ビジネス・簿記・情報処理、公務員教養対策など高度な選択群を設定。 | 小論文指導、推薦面接特訓、求人票分析と模擬面接など、個別直結型のマンツーマン進路指導。 |
生徒の進路希望は大学進学、短期大学、看護医療系専門学校、公務員試験、民間就職と非常に多岐にわたります。
そのため2・3年次には商業・情報系科目やフードデザイン、スポーツ科学など実社会で役立つ実践的な講座も豊富にラインナップされています。
さらに知内町が全額助成する「カナダ短期留学プログラム(約3週間)」や「ニセコ国内英語キャンプ」など、実践的な英語コミュニケーション力を磨く国際理解教育も同校ならではの大きな強みです。
基本情報一覧とアクセス
知内高校の所在地、連絡先、募集定員、交通アクセスなどの基本情報を以下の表にまとめました。
| 学校名 | 北海道知内高等学校 |
|---|---|
| 設置者 | 知内町(公立・町立全日制高等学校) |
| 課程・学科 | 全日制課程 普通科(男女共学・2クラス編成) |
| 1学年募集定員 | 80名(一般選抜枠 48名程度/推薦選抜枠 32名程度[40%] ※令9より50%予定) |
| 所属学区 | 渡島学区(※通学区域規則により道内全域・全国からの出願が可能) |
| 校訓・教育目標 | 校訓:豊かな心・知性/目標:礼節・豊かな感性・挑戦しやり抜く力 |
| 所在地 | 〒049-1103 北海道上磯郡知内町字重内984番地 |
| 電話・連絡先 | TEL: 01392-5-5071 / FAX: 01392-5-5254 |
| 交通アクセス | 道南いさりび鉄道・北海道新幹線「木古内駅」より町営スクールワゴン送迎(無料運行)あり。函館バス「知内出張所」または「重内」停留所より徒歩約5分。 |
| 公式サイト | 北海道知内高等学校 公式Webサイト |
通学面では、隣接する木古内町(木古内駅)から知内高校間を結ぶスクールワゴンが運行されており、道南いさりび鉄道や新幹線を利用して通学する生徒の利便性が確保されています。
また、函館市・北斗市方面など遠方から通学する生徒に対しても知内町から月額最大35,000円の通学費補助が支給されるため、交通費の自己負担を心配することなく高校生活を送ることができます。
知内高校の最新偏差値と合格ライン
知内高校を受検するにあたって、最も気になるのが現在の学力レベルと合格ラインの目安です。
道内公立高校受験の標準データにおける知内高校の偏差値表記は現在「未算出(-)」となっていますが、道内公開模試データや学習塾等の入試基準データに基づくと、同校の学力偏差値の目安はおおむね「41前後」と位置づけられています。
北海道の公立高校入試では、中学校3年間の成績を点数化した「内申ランク(Aランク〜Mランク)」と、入試当日に受験する「学力検査点(500点満点)」の総合評価によって合否が判定されます。
| 学科名 | 偏差値目安 | 合格目安内申ランク | 当日学力検査目標点(500点満点) |
|---|---|---|---|
| 普通科(全日制) | 41前後 (公定算出は「-」) |
Fランク 〜 Iランク (内申点 135〜215点) |
目標得点:100点 〜 180点程度 ※各教科20〜35点以上の基礎力定着が鍵 |
合格目安となる内申ランクはFランク〜Iランク帯です。
内申ランクがG〜Hランクであっても、当日の学力検査で各教科25点〜35点(合計130点〜170点)を堅実に得点できれば十分合格圏内に届きます。
また知内高校の入試選考では、道教委の「複数尺度の選抜」が採用されており、総合選考枠に加えて学力検査成績を極めて重視する枠が設けられています。
| 選考区分 | 選抜比率 | 配点比率(学力:内申) | 選抜の特色・対象者像 |
|---|---|---|---|
| 一般選抜:標準選考枠 | 募集枠の70%程度 | 学力 9 : 内申 1 | 学力検査の得点を最重視。当日の試験で実力を発揮した受験生を優先選考。 |
| 一般選抜:調査書重視枠 | 募集枠の30%程度 | 内申 9 : 学力 1 | 中学校3年間の学習態度や日々の生活態度・出席状況を高く評価して選考。 |
| 面接検査(全員実施) | 全受験者対象 | 個人面接 | 志望動機、高校生活での意欲、部活動や将来の目標などを総合的に評価。 |
このように、学力検査重視(9:1)と調査書重視(9:1)の双方が機能しているため、「内申点は控えめだが当日のテストに強い生徒」も、「コツコツ内申点を積み上げてきた生徒」も、それぞれの強みを生かして合格を目指すことができる公正な入試システムとなっています。
知内高校の推薦入試・一般入試と倍率
知内高校の入学者選抜は、2月中旬に実施される「推薦選抜」と、3月上旬に実施される「一般選抜」の2本立てで行われます。
全国から生徒を受け入れている知内高校では、推薦選抜の定員枠が十分に確保されており、受検生にとって多様なチャレンジの機会が用意されています。
入試方式(推薦選抜と一般選抜)
知内高校の募集人員は全体で80名(2間口)です。
各選抜方式の募集枠や出願要件の概要は以下の通りです。
| 入試区分 | 募集枠(程度) | 選考内容 | 出願要件・選考のポイント |
|---|---|---|---|
| 推薦選抜 | 40%程度 (約32名) ※令9より50%予定 |
個人面接 個人調査書(内申書) 推薦書・自己アピール文 |
本校への進学意欲が極めて強く、部活動(野球部等)や学校生活に前向きに取り組む姿勢。道外・道内全域からの出願も歓迎。 |
| 一般選抜 | 60%程度 (約48名) |
学力検査(5教科各100点) 個人面接 個人調査書(内申書) |
学力検査点と調査書点を複数尺度(9:1)で総合選考。一般選抜でも面接が実施されるため事前の受け答え練習が必須。 |
公定資料に基づく最新の推薦選抜募集枠は定員の40%程度(約32名)となっており、令和9年度入試からは50%程度(約40名)へと拡大される予定です。
中学校長からの推薦を得られる生徒は、推薦選抜を第一志望として積極的に挑戦することが推奨されます。
試験内容の傾向と対策(面接・学力検査など)
知内高校の入試対策において最大のポイントとなるのが「個人面接」への万全な備えです。
多くの公立普通科高校では一般選抜における面接が廃止されていますが、知内高校では推薦・一般の双方で全受検者を対象とした個人面接が実施されます。
面接では以下のような質問が頻出します:
「なぜ数ある高校の中から知内高校を選んだのか」という明確な志望動機をはじめ、「高校生活で最も打ち込みたいこと(部活動・学業・資格取得など)」「将来の進路希望や就きたい職業」「知内町や寮生活に対する理解と覚悟」などが具体的に問われます。
特に町外や道外から寮生活・下宿を前提として受検する場合は、集団生活における規律意識や親元を離れて自立する意思をしっかりと自分の言葉で表現できるように準備しておくことが極めて重要です。
一般選抜の学力検査(国語・数学・英語・理科・社会の5教科・各50分・各100点満点)は、北海道教育委員会が作成する公立高校共通問題で実施されます。
難問・奇問に取り組む必要はなく、教科書の基本事項の暗記や基礎的な計算問題、英単語・文法の確認、標準的な読解問題で確実に点数を積み上げることが合格への最短ルートです。
入試倍率の推移(直近3カ年)
北海道教育委員会および公立高校入試公的データに基づく、知内高校の直近3カ年(令和8年度・令和7年度・令和6年度)の受検倍率推移は以下の通りです。
| 選抜区分 | 令和8年度(2026年春) | 令和7年度(2025年春) | 令和6年度(2024年春) |
|---|---|---|---|
| 一般選抜倍率 | 0.81倍 | 0.30倍 | 0.41倍 |
| 推薦選抜倍率 | 1.28倍 | 1.00倍 | 1.00倍 |
| 全体募集人員 | 80名(2間口) | 80名(2間口) | 80名(2間口) |
直近の入試結果において特筆すべき点は、令和8年度入試において推薦選抜の倍率が「1.28倍」へと大幅に上昇したことです。
これは知内町の充実した教育支援策の周知や、地域みらい留学・硬式野球部を志望する全道・全国の受検生が増加したことが大きな要因と考えられます。
推薦選抜で不合格となった場合でも、一般選抜へと再出願することが可能です。
令和8年度の一般選抜倍率は「0.81倍」となっており、過去2年間(0.30倍〜0.41倍)と比較して大きく受検者数が増加しているものの、落ち着いて基本事項を解答できれば確実に合格を勝ち取ることができます。
知内高校の進路・大学合格実績
知内高校の大きな魅力の一つが、小規模校ならではの手厚い進路指導によって実現される極めて高い進路決定率です。
高校公式の最新進路資料(令和7年度卒業生・令和8年3月1日現在)によると、卒業生62名中、進学が45名、就職が17名(公務員6名、民間企業11名)と、進学・就職の双方が高いレベルでバランスを保っています。
| 進路区分 | 合格・就職数 | 主な合格先大学・専門学校・就職先企業一覧 |
|---|---|---|
| 国公立大学・私立大学 | 四年制大学 多数 | 公立:札幌市立大学 私立:北海学園大学(7名)、北海道医療大学(2名)、札幌国際大学、東海大学、酪農学園大学、北海道情報大学、札幌大学、星槎道都大学、青森大学、平成国際大学、白鷗大学 ほか |
| 短期大学・看護専門 | 短大・看護 各種 | 短大:北翔大学短期大学部 看護学校:函館医師会看護リハビリテーション学院 |
| 専修・各種専門学校 | 専門学校 多数 | 北海道どうぶつ医療専門学校、札幌医療秘書福祉専門学校、札幌医学技術福祉歯科専門学校、北海道ハイテクノロジー専門学校、北海道エコ動物自然専門学校、大原公務員専門学校(函館校) ほか |
| 公務員就職 | 6名合格・採用 | 知内町役場(3名)、木古内町役場、せたな消防署、自衛官候補生 |
| 民間企業就職 | 11名就職内定 | 管内:ガスコープエネルギー、社会医療法人高橋病院、サカイ引越センター、株式会社エムデジ、函館厚生院 道内:月島機械、トヨタカローラ苫小牧、日本郵便、JR北海道、株式会社DNPコアライズ、宗教法人北海道神宮 ほか |
四年制大学では、公立の札幌市立大学に合格者を出しているほか、道内私大の雄である北海学園大学に7名もの合格者を輩出しています。
また北海道医療大学や酪農学園大学など医療・農学系大学への進学実績も堅実です。
就職面において特筆すべきは公務員合格者の多さです。
知内町役場に一挙3名の採用を果たしたほか、木古内町役場、せたな消防署、自衛官など、1学年60名前後の学校規模でありながら6名もの生徒が公務員への道を切り拓いています。
民間就職においてもJR北海道や日本郵便、大手医療法人など道南・道内の優良企業へ確実に内定を獲得しており、地元からの圧倒的な信頼の高さが窺えます。
知内高校の学校生活・部活動・校風
知内高校の学校生活は、豊かな自然に囲まれた穏やかな環境と、文武両道を重んじる活気あふれる校風が絶妙に調和しています。
生徒同士はもちろん、教員と生徒の距離が非常に近く、一人ひとりの個性と目標に寄り添った温かい教育が行われています。
全道・全国大会出場の活発な部活動
知内高校を語る上で欠かせないのが、全国にその名を轟かせる「硬式野球部」をはじめとする活発な部活動です。
同校の部活動および外局の一覧と主な実績は以下の通りです。
| 区分 | 部活動・外局・同好会一覧 | 活動の特色と主な実績 |
|---|---|---|
| 体育系部活動 | 硬式野球部、バドミントン部 | 硬式野球部は甲子園出場実績(南北海道大会優勝・センバツ出場)を誇る伝統の名門。プロ野球選手も輩出。バドミントン部は高体連道南支部春季大会男子団体ベスト8進出など全道を目指して精力的に活動中。 |
| 文化系部活動 | 書道部 | 全道高等学校書道展・研究大会への連続出場・公募展出品。学校祭(知高祭)での巨大垂れ幕やうちわの揮毫など、校内行事でも大活躍。 |
| 外局・生徒会 | 生徒会執行部、放送局、図書局 | 生徒主体の知高祭や体育大会の企画運営、地域ボランティアや町内イベント連携、校内放送・読書推進活動を積極的に推進。 |
知内高校の硬式野球部は、吉川英昭元監督の指導のもとで「町ぐるみ」の熱烈な応援を受け、1993年春の第65回選抜高等学校野球大会への初出場を果たしました。
初戦で名門・上宮高校(大阪)と歴史に残る激闘を演じるなど、全国に「知内旋風」を巻き起こしました。
その後も南北海道大会決勝進出や全道大会常連として強豪の地位を維持し、プロ野球界にも選手を送り出しています。
またバドミントン部も道南支部大会で上位進出を果たすなど、少人数ながら集中してスポーツに打ち込める環境が整っています。
伝統の年間行事・学校行事
知内高校では、生徒たちの一体感を高める多彩な学校行事が年間を通じて開催されています。
春の対面式や新入生歓迎行事に始まり、初夏には生徒たちが最も熱狂する「知高祭(学校祭)」が開催されます。
知高祭では各クラスによる模擬店やステージパフォーマンス、書道部による圧巻の揮毫パフォーマンスなどが行われ、保護者や地域住民も多く訪れる知内町の一大イベントとなっています。
秋の体育大会ではクラス対抗で熱戦が繰り広げられ、冬期にはスキー授業など北海道ならではの自然体験も豊富です。
また、2年次秋に実施される「見学旅行」では、知内町の手厚い費用助成を受けてシンガポールを訪れます。
多民族国家の文化や最先端の都市機能、英語での実践的なコミュニケーションを肌で体験し、生徒たちにとって一生の思い出とグローバルな視野を養う貴重な機会となっています。
制服・校則と教育環境
知内高校の制服は、知性と清潔感を大切にした端正なブレザースタイルを採用しています。
男子は落ち着きのある濃紺のブレザーにスラックスとネクタイ、女子は同色のブレザーに上品なプリーツスカートとリボンを着用します。
高校生としてふさわしい清楚でスマートなデザインとなっており、式典や就職面接などでも好印象を与えると生徒や保護者から高い評価を得ています。
校則は社会人としての基本的なマナーや挨拶、身だしなみ、時間を守る規律を重視していますが、生徒の自律的な判断を尊重した温かい生活指導が行われています。
施設面では、全面芝生のグラウンドや野球専用球場、ナイター照明設備、トレーニングルーム、清潔な体育館、ICT対応の普通教室など、町立高校ならではの恵まれた教育環境が整備されています。
青雲寮(学生寮)と知内町の圧倒的な公的支援制度
知内高校を語る上で欠かせないもう一つの大きな魅力が、遠隔地からの入学者を温かく受け入れる町営学生寮「青雲寮」と、知内町が独自に実施する全国屈指の手厚い公的支援策です。
| 知内町支援制度名 | 支援内容・助成金額の詳細 | 受検生・保護者へのメリット |
|---|---|---|
| 通学費補助制度 | 通学定期代を月額最大35,000円まで助成(例:隣町からの通学定期代約24,000円が実質全額助成)。 | 函館・北斗・木古内方面からの通学にかかる交通費負担をほぼゼロに軽減。 |
| カナダ短期留学全額助成 | 約3週間のカナダ語学・異文化体験研修にかかる費用を知内町が全額助成。 | 数十万円におよぶ海外渡航・滞在費用の自己負担なしで貴重な留学を経験。 |
| ニセコ英語研修全額助成 | 国内で1日中英語漬けとなるニセコインターナショナルアカデミー(1週間)を全額助成。 | 国内にいながらネイティブ講師による高度なイマージョン英語教育を受講可能。 |
| シンガポール見学旅行助成 | 2年次のシンガポール海外見学旅行の差額費用を町が手厚く助成。 | 一般的な国内見学旅行並みの家計負担で充実した海外研修旅行に参加可能。 |
| 検定受験料助成制度 | 英語検定や漢字検定など各種資格検定の受験料を助成(3年間で約36,000円軽減)。 | 大学進学や就職試験で有利となる資格取得に費用を気にせず何度でも挑戦。 |
| ICT学習環境支援 | 生徒1人に1台のタブレット端末を無償貸与。スタディサプリ受講料も一部助成。 | 端末購入費用の自己負担(通常4〜7万円)を解消し最新のデジタル学習を実現。 |
| 青雲寮・下宿助成&送迎便 | 遠方入学者への下宿・町営寮費用一部助成。木古内駅からのスクールワゴン無料運行。 | 全国・全道からの進学をサポート。栄養管理された食事と安全な生活基盤を確保。 |
町営の男子学生寮「青雲寮」は、野球部をはじめ遠方から進学してきた生徒たちの生活拠点となっており、管理人常駐のもと栄養バランスの取れた朝夕の温かい食事が提供されています。
仲間と共に生活することで協調性や自立心、強い絆が育まれます。
女子生徒や民間下宿を希望する生徒に対しても、町から下宿費用の一部助成が行われており、安心して高校生活をスタートさせることができます。
FAQ-知内高校のよくある質問
Q1: 知内町外や北海道外からでも出願・受検することはできますか?
A1: はい、出願可能です。「北海道知内高等学校通学区域規則」により学区外(道内全域および全国)からの出願が認められており、全国募集を行う「地域みらい留学」の受け入れ校でもあります。遠隔地からの入学者には町営学生寮「青雲寮」や民間下宿費用の助成制度が整っています。
Q2: 知内高校の合格目安となる内申点や学力検査のボーダーはどのくらいですか?
A2: 合格目安となる内申ランクはFランク〜Iランク(内申点135〜215点)程度です。一般選抜当日の学力検査では500点満点中100点〜180点程度(各教科20〜35点以上)が目安となります。学力重視枠(9:1)と調査書重視枠(9:1)の双方が設けられており、個人面接での意欲も総合評価されます。
Q3: 一般選抜でも面接試験は実施されますか?どのような質問がされますか?
A3: はい、知内高校では推薦選抜・一般選抜の双方で全受験者を対象とした「個人面接」が実施されます。志望動機、高校で打ち込みたいこと(野球部などの部活動や学業)、将来の進路目標、寮生活への覚悟や地域理解などが質問されますので、事前に中学校で模擬面接練習をしておきましょう。
Q4: カナダ短期留学やニセコ英語研修の「全額助成」とは本当ですか?
A4: はい、本当です。知内町による教育振興政策の一環として、カナダへの3週間短期留学およびニセコでの1週間集中英語合宿に係る研修・渡航・滞在費用の大半が知内町によって全額助成されます。さらに2年次のシンガポール見学旅行も手厚い補助が出るため、国内旅行並みの自己負担で参加可能です。
Q5: 木古内駅や函館方面からの通学は便利ですか?交通費の補助はありますか?
A5: 非常に充実しています。木古内駅と知内高校間を結ぶ無料のスクールワゴン便が運行されています。また、路線バスや道南いさりび鉄道などを利用して隣町や函館・北斗方面から通学する生徒には、知内町から月額最大35,000円の通学定期代補助が支給され、通学費負担を大幅に抑えられます。
まとめ
北海道知内高等学校は、70年を超える伝統と名門硬式野球部の誇りを胸に、新時代のグローカルリーダーを育成する渡島半島の魅力あふれる町立高校です。
小規模校ならではの少人数習熟度別授業と手厚いキャリア指導により、札幌市立大学や北海学園大学などの四年制大学、知内町役場などの公務員就職、優良民間企業への進路実績を着実に積み重ねています。
さらにカナダ留学全額助成や月額最大35,000円の通学費補助、タブレットPC無償貸与、町営青雲寮の完備など、知内町による全国屈指の手厚い公的サポートは、受検生とそのご家庭にとって何物にも代えがたい大きな安心感を与えてくれます。
南北海道の自然豊かな環境の中で、仲間と深い絆を結び、自分の可能性を大きく広げたい受検生にとって、知内高校はまさに理想的な進学先と言えるでしょう。

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