【最新】静内農業高校の偏差値・倍率と進学実績!馬の生産育成・食品開発と就職進路決定率100%まとめ

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【静内農業高校 サクッとつかむ!学校の特徴まとめ】

  • 学校の特色:公立高校として全国唯一の競走馬(サラブレッド)生産育成実習を展開する「生産科学科(馬コース・園芸コース)」と、乳牛飼養管理・本格乳製品製造・大手食品企業共同開発を担う「食品科学科」の2学科を展開。男子・女子学生寮「青雲寮」を完備し、全道・全国各地から馬や食農分野に情熱を注ぐ生徒が集結する日本屈指の実学教育拠点です。
  • 入試形式・合格のポイント:推薦選抜(定員の90%程度・個人面接/作文実技なし)と一般選抜(5教科各100点計500点満点/学力9:評定1および評定9:学力1の裁量枠/受験者全員に個人面接実施)を導入。最新入試倍率は生産科学科の推薦1.27倍・一般1.00倍と人気急上昇中。偏差値は40、合格目安はG〜Jランクです。
  • 進路・出口実績:卒業生の進路決定率は驚異の100%を達成。JRA(日本中央競馬会)、ノーザンファーム、社台コーポレーション、ケイアイファーム、帯広畜産大学(国立)、東京農業大学、日本獣医生命科学大学、明治大学、北海道行政職員(公務員・農業職)など、馬産地・食農分野の最高峰進路へ直結しています。

【静内農業高校の最新入試データ早見表】

最新偏差値:
40(生産科学科・食品科学科)
合格目安ランク:
G〜Jランク(内申点 115〜195点目安)
受検倍率推移:
一般 0.79〜1.00倍(推薦 1.27倍※生産)
募集人員・選抜方式:
計80名(2学科各40名)
推薦枠90%程度 / 一般も全員個人面接実施

静内農業高校の基本情報と特徴

北海道日高郡新ひだか町静内田原に広大なキャンパスを有する北海道静内農業高等学校(ほっかいどうしずないのうぎょうこうとうがっこう)は、日本一の競走馬(サラブレッド)産地である日高地方の中核として、極めて専門性の高い実学教育を展開する道立農業高校です。

周囲を豊かな牧草地と日高山脈の雄大な大自然に抱かれ、日本の道百選や桜の名所として名高い「しずない二十間道路桜並木」に隣接する類まれなロケーションの中に、広大な実習農場、覆馬場(インドアアリーナ)、厩舎、パドック、最新の食品加工プラントを備えています。

全国の公立高校で唯一無二となる「軽種馬の生産・育成・販売実習」を手がける生産科学科と、乳牛の飼養管理から生乳加工・企業連携商品開発までを一貫して学ぶ食品科学科の2学科を展開し、全国から大きな注目を集めています。

遠方からの入学者を広く受け入れる男子・女子の学生寮「青雲寮」を完備しており、道内各地域はもちろん、東京都や神奈川県、関西、九州など全国津々浦々から、馬や農業、食品製造に情熱を燃やす高校生が集い、自立した共同生活を通じて逞しい人間性を育んでいます。

沿革・歴史と教育目標・校訓

北海道静内農業高等学校の起源は、昭和16年(1941年)に開校した北海道庁立静内農業学校に遡ります。

昭和23年(1948年)の学制改革に伴い北海道立静内農業高等学校となり、昭和25年には静内高等学校の農業科として地域産業の発展を支えてきましたが、日高・東胆振地域の強い熱望と高度な農業教育の確立を期して、昭和53年(1978年)に静内高校から分離独立し、現在の北海道静内農業高等学校として開校しました。

開校以来、半世紀近くにわたり地域農業や世界の競馬産業、大手食品メーカー、大学研究機関を牽引する幾多の優れた専門技術者・企業人を輩出し続けています。

【静内農業高校の校訓/教育目標/スクールミッション】

  • 校訓「自尊独立」:初代校長・清水小十先生が開校式辞で示した「自分のことは自分で処理する」という精神を基軸とし、他人に依存せず自ら進んで困難な課題に立ち向かい、社会人・職業人として信頼される得難い人材の育成を目指します。
  • 学校教育目標:自ら学び、自ら考え、主体的に判断してよりよく課題を解決する資質や能力を育てること、そして自らを律し、他者と協調し、人権を尊重する豊かな人間性を育むことを目標に掲げています。
  • スクールミッション:農業の専門的な知識・技術を習得し、自ら主体となって地域農業が抱える諸課題を解決する能力や、地域産業の創造と発展に協働的に取り組む態度を育成します。
  • スクールポリシー(3つの方針):6次産業化や地域活性化に意欲的に取り組む生徒、多様な資格取得に挑む生徒、明確な目的意識を持つ生徒を広く受け入れ、地域・企業・大学と連携した実践的な探究学習を通じて、グローバル社会を逞しく生き抜く確かな学力と実践力を育成します。

学科編成と教育課程・学習の特色

静内農業高校は全日制課程の中に「生産科学科」と「食品科学科」の2学科を設置し、それぞれが高度で独自性の高い専門カリキュラムを展開しています。

各学科の定員は1学年40名(1学級)となっており、少人数編成を活かしたきめ細やかな個別実習指導と安全管理が徹底されています。

生産科学科

生産科学科は2年次より「馬コース」と「園芸コース」の2つに分かれ、それぞれの関心に応じた実践的スキルを集中的に磨きます。

馬コースは全国の公立高校で唯一、本物の競走馬(サラブレッド)を学校敷地内の牧場で飼育・管理し、交配から仔馬の出産、馴致(人を乗せるための初期調教)、セリ市場(HBAサマーセール等)への上場・販売までを一貫して生徒の手で手がける全国唯一無二の学習を展開しています。

毎年春(3月〜4月)には牧場で待望の仔馬が誕生し、2年生の生徒たちが交代で当歳馬の世話や初期トレーニングにあたり、翌年8月に開催される国内最大級の競走馬セリ市「HBAサマーセール(北海道市場)」へ生産者として上場します。

生徒たちが手塩にかけて育て上げたサラブレッドがセリ市場で数百万円以上の高値で競り落とされ、地方競馬やJRAのレースで勝ち星を挙げる姿は、全国のメディアやドキュメンタリー番組でも度々特集され大きな反響を呼んでいます。

専門科目としては、軽種馬の繁殖や育成管理を学ぶ「馬学」や、馬の基本的な性質や取り扱い方、乗馬の基礎技術を習得する「馬利用学」などが設定されています。

園芸コースでは、作物(アズキ、白ダイズ、黒ダイズ、ジャガイモ)、露地野菜(レタス、キャベツ、ブロッコリー、カボチャ、スイートコーン等)、施設野菜(高糖度ミニトマト、ナス、メロン、スイカ)、草花(花壇花、シクラメン、ポインセチア、デルフィニウム等)の栽培管理と農業経営を体系的に学び、地域農業の課題解決に向けたプロジェクト学習を展開しています。

食品科学科

一方の食品科学科では、学校で飼育する乳牛から搾乳した生乳を活用した乳製品加工(アイスクリーム、ドリンクヨーグルト、ミルクコーヒー、チーズ等)や、食肉加工(プレーンウインナーソーセージ、日高産豚バラ肉を桜チップで燻製した特製ベーコン等)、農産加工(本校産大豆100%の味噌、ミニトマトや赤しそのジュース等)を製造実習で学びます。

アイスクリーム製造では、バニラ味やチョコ味に加えて、二十間道路の桜にちなんだ特製「さくら味」を開発するなど、地域色豊かな商品展開を行っています。

さらに、雪印メグミルク、ベル食品、南華園といった道内屈指の食品関連企業との産学連携による「新商品開発プロジェクト」を授業内で実施しており、高校生の斬新なアイデアと地元特産品を融合させたオリジナル商品を世に送り出すなど、実践的な6次産業化教育を確立しています。

また、自宅通学が不可能な全道・全国の生徒のために整備された学生寮「青雲寮」では、栄養管理の行き届いた3度の食事、集中できる学習環境、季節ごとのBBQ大会やクリスマス会などの行事を通じて、かけがえのない仲間とともに自主自立の精神を養うことができます。

基本情報一覧とアクセス

静内農業高校の設置者、学科編成、所在地、交通アクセスなどの基本情報を一覧表にまとめました。

学校名 北海道静内農業高等学校(ほっかいどうしずないのうぎょうこうとうがっこう)
設置者 北海道(道立学校)
課程・学科 全日制課程 農業科(生産科学科・食品科学科)
募集定員 1学年計80名(生産科学科40名・食品科学科40名)
所属学区 日高学区(※農業科のため全道・全国から出願可能)
校訓・目標 自尊独立(じそんどくりつ)
所在地 〒056-0144 北海道日高郡新ひだか町静内田原797番地
電話・連絡先 TEL:0146-46-2101 / FAX:0146-46-2151
アクセス JR日高本線代替バス等「静内駅」より車・路線バスで約20分(二十間道路沿い)
公式サイト 北海道静内農業高等学校 公式Webサイト

静内農業高校の最新偏差値と合格ライン

公立高校入試の最新動向および道内統一模試データに基づくと、静内農業高校の学科別最新偏差値は以下の水準となっています。

生産科学科および食品科学科ともに最新偏差値は「40」となっており、中学校の学習指導要領における標準的な基礎事項を堅実に身につけておくことで合格圏内に到達できます。

合格目安となる中学校の調査書(内申点)のランク帯は「Gランク(内申点175〜195点)」から「I〜Jランク(内申点115〜155点)」付近が一般的な目安となります。

ただし、静内農業高校のような高度専門高校では、学力試験の点数や通知表の評定値だけでなく、「将来どんな分野で活躍したいか」「なぜこの高校で学びたいのか」という受検生の主体的な学習意欲が極めて強く重視されます。

学科別最新偏差値と内申ランク目安

静内農業高校の設置2学科における偏差値、目安となる内申ランク、および一般入試(500点満点)での目標得点ラインを下表にまとめました。

学科名 最新偏差値 合格目安内申ランク 一般選抜目標点(500点満点)
生産科学科(馬・園芸) 40 G〜Jランク(内申点115〜195点) 120〜170点前後
食品科学科(製造・開発) 40 G〜Jランク(内申点115〜195点) 110〜160点前後

北海道教育委員会が定める公立高校入学者選抜方針において、静内農業高校では一般選抜の定員枠のうち、学校裁量枠の選考比率として「学力重視枠(学力9:評定1)」および「評定重視枠(評定9:学力1)」が設定されています。

これにより、たとえ中学校での内申ランクがやや低めであっても本番の入試当日に安定した得点を取れる生徒や、反対に当日の試験で緊張しやすいタイプでも中学校で真面目に学習に取り組み高い内申点を維持してきた生徒の双方が、それぞれの強みを活かして合格を勝ち取ることが可能です。

さらに、静内農業高校の一般入試では「受検者全員に対する個人面接」が実施されるため、筆記学力点だけでなく面接での意欲アピールが総合合否判定に大きく影響します。

静内農業高校の推薦入試・一般入試と倍率

静内農業高校の入学者選抜は、毎年2月に実施される「推薦入学者選抜」と、3月上旬に実施される「一般入学者選抜」の2つの日程で実施されます。

特に農業科の特性上、中学校長からの推薦を受けて出願する推薦入試の募集枠が極めて大きく設定されているのが最大の特徴です。

入試方式(推薦選抜と一般選抜)

推薦選抜においては、生産科学科・食品科学科ともに「募集定員の90%程度」という道内公立高校の中でも極めて大規模な推薦標準枠が設けられています。

選抜方法は「個人面接」のみであり、作文や実技試験は課されません。

面接時間は1人あたり概ね10分〜15分程度で実施され、中学校での生活態度や出席状況、なぜ他の高校ではなく静内農業高校を選んだのかという志望動機、将来就きたい職業への熱意が深く質問されます。

推薦枠が定員の9割を占めるため、静内農業高校を第一志望とする受検生は、推薦選抜での合格を第一のターゲットに据えて万全の面接準備を進めることが最も王道かつ確実な合格戦略となります。

一方の一般選抜では、道立高校共通の5教科(国語・数学・英語・理科・社会、各科目100点満点・50分、合計500点満点)の学力検査が課されます。

そして、普通科高校ではほとんど見られない極めて重要な特徴として、**一般選抜においても受検者全員に対して個人面接が必須で実施される**という点があります。

筆記学力試験が終わった後、あるいは別日程で受検生一人ひとりと対面での個人面接が行われ、入学後の適性や実習に対する真剣な学習姿勢が厳格に評価されます。

試験内容の傾向と対策(面接・学力検査など)

推薦入試および一般入試の面接試験を突破するためには、以下の重要頻出テーマについて、自分の言葉で明確かつ具体的に答えられるように準備しておくことが不可欠です。

第一に「学科・コースへの志望動機」です。生産科学科を志望する場合は「なぜ馬に関わりたいのか」「園芸や作物栽培でどんな知識・技術を身につけたいか」、食品科学科であれば「食品開発や乳加工にどのような興味があるか」を具体的なエピソードとともに語れるようにしましょう。

第二に「寮生活への適応力と覚悟」です。特に遠方から青雲寮に入寮して通学を希望する場合、「親元を離れて規則正しい共同生活を送れるか」「掃除や洗濯など身の回りのことを自分でこなす覚悟があるか」といった生活面の自立度が必ず確認されます。

第三に「将来の進路目標」です。「卒業後はJRAや競走馬育成牧場(ノーザンファーム、社台コーポレーション、ケイアイファーム等)に就職したい」「農業大学校や帯広畜産大学へ進学したい」「食品メーカーで商品企画に携わりたい」といった将来のビジョンが明確であるほど、面接官に強い好印象を与えます。

学力検査の筆記試験対策としては、標準的な公立高校入試の出題傾向に即し、各教科の教科書レベルの基礎問題や計算問題、漢字・語句、重要用語を確実に得点源にする復習を反復することが合格点確保の最短ルートです。

入試倍率の推移(直近3カ年)

北海道教育委員会が公表した公立高校入試データに基づく、静内農業高校の直近3カ年(令和8年度・令和7年度・令和6年度)の一般選抜倍率および推薦倍率の推移は以下の通りです。

学科名 区分 令和8年度(最新) 令和7年度 令和6年度
生産科学科 推薦選抜 1.27倍 1.00倍 1.03倍
一般選抜 1.00倍 0.24倍 0.27倍
食品科学科 推薦選抜
一般選抜 0.79倍 0.60倍 0.38倍

倍率推移のデータを分析すると、極めて注目すべきトレンドが浮かび上がってきます。

生産科学科においては、全国的な競走馬・競馬人気の盛り上がりや軽種馬育成教育の知名度向上を背景に志願者が急増しており、最新の令和8年度入試では推薦選抜倍率が「1.27倍」を記録しました。

さらに一般選抜においても前年度の0.24倍から「1.00倍」へと跳ね上がり、推薦・一般ともに定員を巡る本格的な選考競争が発生しています。

また食品科学科においても、令和6年度の0.38倍から令和7年度の0.60倍、そして最新の令和8年度には「0.79倍」へと年々着実に倍率が上昇しており、実学を重視する高校選びの志向が顕著に表れています。

過去の倍率データだけを見て油断することなく、推薦面接の徹底的なシミュレーションと一般入試の基礎固めを怠らない受検計画が肝要です。

静内農業高校の進路・大学合格実績

静内農業高校の最大の強みであり全国の保護者・中学校関係者から絶大な信頼を寄せられているのが、その圧倒的な「進路決定実績」です。

令和7年3月卒業生の公式進路データによると、卒業在籍生徒49名(食品科学科17名、生産科学科32名)全員が進路を決定しており、**進路決定率は驚異の「100%」**を達成しています。

内訳としては進学が26名、就職が23名となっており、生徒一人ひとりの将来設計に応じて進学と就職の双方がバランスよく実現されています。

特に日高の馬産地という地の利を活かした軽種馬・競馬業界への就職、および食品加工・農業関連分野への就職・進学実績は全国の高校の中でも唯一無二のクオリティを誇ります。

進路決定率100%と圧倒的な業界就職実績

静内農業高校の最新の進路決定先(大学・短大進学、専門学校・各種養成機関、町内・全道・道外の主要就職先)を分類別に整理した一覧表がこちらです。

進路区分 主な進学先・就職先企業 特色・進路の特徴
4年制大学・短大 帯広畜産大学(国立)、酪農学園大学、東京農業大学、日本獣医生命科学大学、明治大学、青山学院大学、専修大学、京都産業大学、北翔大学、國學院大學北海道短期大学部 国立帯広畜産大をはじめ、農学・獣医畜産・バイオ系私立トップ大学や難関私大への推薦合格実績が豊富。
専門・各種学校
専門養成機関
JRA競馬学校騎手課程、地方競馬教養センター、日本軽種馬協会生産育成技術者研修、日本装削蹄協会装蹄教育センター、北海道立農業大学校、兵庫県立農業大学校、滋賀県立農業大学校、札幌デジタル&動物・医療観光専門学校、北海道エコ・動物自然専門学校 騎手・装蹄師・競走馬育成技術者の難関養成所や各地の農業大学校へ多数合格。
馬産業・牧場就職 ノーザンファーム、社台コーポレーション、ケイアイファーム、小国スティーブル、三橋ステーブル、にいかっぷホロシリ乗馬クラブ、門別競馬場(川島洋人厩舎)、川崎競馬場(長友厩舎)、日本中央競馬会(JRA)、日本軽種馬協会静内種馬場 日本を代表するトップ競走馬育成牧場や厩舎、JRAへの直接就職ルートが確立。
食品・一般企業
公務員就職
北海道行政職員(農業職・公務員)、新冠町役場、雪印メグミルク、北海道日高乳業、日高食肉センター、苫小牧信用金庫、野口観光、JR北海道バス、トヨタ自動車九州 北海道の公務員採用(農業職)や役場採用、大手乳業・食品メーカーへの堅牢な就職実績。

馬術部や馬コースの生徒たちを中心に、毎年ノーザンファームや社台コーポレーションといったトップファームへ就職する卒業生が後を絶ちません。

また、JRA競馬学校騎手課程や地方競馬教養センター、日本装削蹄協会といった極めて狭き門の養成機関にも合格者を送り出しており、馬に関わるプロフェッショナルを目指す若者にとってまさに「聖地」とも言える進路実績を誇ります。

進学面においても、国立の帯広畜産大学や私立の東京農業大学、酪農学園大学、日本獣医生命科学大学といった農学系名門大学への指定校推薦や総合型選抜での進学ルートが整備されており、高校での専門的な課題研究実績を大きな武器として大学進学を果たす生徒が多数存在します。

静内農業高校の学校生活・部活動・校風

静内農業高校のキャンパスライフは、生命の誕生と成長を肌で感じる感動と、実習を通じた仲間との絆に満ちています。

普通高校では絶対に経験できない動植物との触れ合いや、生徒が主体となって運営する多彩な学校行事、そして全国トップクラスの実績を誇る部活動が展開されています。

全道・全国大会出場の活発な部活動

静内農業高校の部活動は、体育系・文化系・外局の各分野において活発な活動が行われています。

中でも「馬術部」は全道大会での優勝や全日本高等学校馬術選手権大会への出場など、全国区の強豪校として輝かしい実績を残しています。

区分 部活動・外局・同好会一覧 活動の特色と主な実績
体育系部活動 馬術部、バスケットボール部、バドミントン部、卓球部、サッカー部、空手道部 馬術部は全日本高等学校馬術選手権大会へ出場する全国常連の強豪。各運動部も高体連地区大会で健闘。
文化系・同好会 乳牛同好会、Globe-Up Club(国際交流サークル) 乳牛の審査・共進会に向けた研究活動や、オーストラリア等の海外農業高校とのオンライン国際交流を推進。
外局・専門機関 農業クラブ(FFJ)、生徒会執行部、ボランティア局、放送局、図書局、新聞局 日本学校農業クラブ(FFJ)全道大会での意見発表・プロジェクト発表、学校祭運営、地域ボランティア等で活躍。

馬術部は専用の覆馬場や厩舎などの恵まれた施設を活用し、平日・休日を問わず熱心に練習を重ねています。高校から初めて乗馬を始める未経験者も多数在籍しており、丁寧な指導によって短期間で卓越した技術を習得し、全国大会へ駒を進めています。

また、農業高校ならではの組織である「日本学校農業クラブ(FFJ)」の活動も非常に活発であり、全道大会での意見発表会や農業鑑定競技会、家畜審査競技会などで優秀な成績を収めています。

伝統の年間行事・学校行事

静内農業高校の年間スケジュールは、季節ごとの農産物の成長や実習と密接に連動しています。

春には実習農場での播種(種まき)や田植え、花卉の定植が行われ、校内は活気にあふれます。また、春先には牧場で仔馬(当歳馬)の出産シーズンを迎え、夜を徹した分娩監視実習など生命の尊さを学ぶ貴重な体験が展開されます。

夏には学校最大のイベントである「静農祭(学校祭)」が開催されます。生徒たちが丹精込めて育てた野菜、花苗、加工品(アイスクリームやソーセージ、ジャム等)の直売コーナーが設けられ、朝早くから地域住民の大行列ができるほどの人気行事となっています。

さらに、8月には生産科学科の生徒たちが1年かけて育成・調教したサラブレッドを、プロのバイヤーが集う「HBAサマーセール」へ上場させる大舞台が控えています。

秋には1年間の大地の恵みに感謝を捧げる「収穫感謝祭」が催され、全校生徒・教職員が協力して豚汁や料理を作り、互いの労をねぎらいます。

冬期間には室内での食品加工実習や研究発表会の準備が進められるほか、青雲寮でのクリスマス会など、季節ごとの豊かな思い出が刻まれます。

制服・校則と青雲寮の生活環境

静内農業高校の制服は、落ち着きのある濃紺のブレザーを基調とした端正なデザインを採用しています。

スラックスやスカートとの調和が取れており、式典や対外的な行事、進路の面接試験にもそのまま自信を持って着用できる上品な仕上がりです。

また、農場や加工場での実習時には学校指定の「実習服(作業着・つなぎ)」を着用し、実用性と安全性を最優先した服装規定が設けられています。

校則については、社会人・職業人として信頼される規律を育むため、頭髪や身だしなみ、挨拶や時間厳守といった基本的な生活指導が適切に行われていますが、理不尽な拘束感はなく、アットホームで温かみのある校風が根付いています。

遠方からの生徒を受け入れる「青雲寮」は、男子寮と女子寮に分かれており、個室または相部屋の居室、食堂、大浴場、自習室が完備されています。

寮費は公立高校の学生寮として非常にリーズナブルに抑えられており、親元を離れて夢を追う高校生にとって極めて経済的かつ安心の生活拠点となっています。

FAQ-静内農業高校のよくある質問

静内農業高校を受検する中学生や保護者から頻繁に寄せられる疑問と回答をまとめました。

Q1: 馬に関する専門的な学習や乗馬は、全くの未経験でもついていけますか?

A1: はい、全く問題ありません。入学する生徒の大半は高校から初めて馬に触れる初心者です。1年次の基礎科目から馬の生態や接し方、安全管理を段階的・体系的に学べるカリキュラムが組まれており、経験豊富な教員や専門指導員が丁寧に手ほどきするため、誰でも安心して高度な知識と技術を身につけることができます。

Q2: 学生寮(青雲寮)の入寮条件や定員、寮生活の雰囲気はどうですか?

A2: 自宅からの公共交通機関等による通学が著しく困難な全道・全国の受検生を対象に、男子・女子双方を受け入れています。朝夕の点呼や清掃、学習時間など一定の規律はありますが、先輩後輩の垣根を越えた温かい絆が育まれており、バーベキュー大会や季節行事を通じて楽しく自立心を養えるアットホームな生活環境が整っています。

Q3: 一般選抜(学力入試)でも面接試験が実施されるというのは本当ですか?

A3: はい、本当です。道立公立高校の一般選抜では面接を実施しない普通科高校が多いですが、静内農業高校では一般選抜の受検者全員に対して「個人面接」が必須で課されます。学力検査(5教科500点)の筆記試験だけでなく、面接で実習への意欲や入学の目的意識が総合的に審査されます。

Q4: 農業や競馬以外の一般大学・短期大学への進学は可能ですか?

A4: もちろん可能です。帯広畜産大学や東京農業大学などの農学・畜産系大学への進学が目立ちますが、明治大学、青山学院大学、専修大学、京都産業大学や北翔大学、各種医療・看護・情報系専門学校への進学実績もあります。実習や課題研究で培ったプレゼンテーション力や探究実績をアピールできる総合型選抜・学校推薦型選抜を活用した進学指導が充実しています。

Q5: 高校在学中に取得できる資格や検定にはどのようなものがありますか?

A5: アグリマイスター顕彰制度、日本農業技術検定(2級・3級)、日本農業クラブ各種検定、危険物取扱者(乙種・丙種)、作業機械等安全衛生・特別教育講習(小型車両系建設機械、フォークリフト等)、ボイラー技士、毒劇物取扱責任者、食品衛生責任者、簿記能力検定、パソコン関連検定など、就職や進学の際に即戦力として強力な武器となる多数の国家資格・公的資格を取得できます。

まとめ

北海道静内農業高等学校は、日本屈指の馬産地・日高という類まれな環境を最大限に活かし、公立高校として全国唯一となる軽種馬(競走馬)の生産育成実習を行う「生産科学科」と、大手食品企業との共同開発や乳製品製造を極める「食品科学科」を展開する、日本最高峰の実学教育拠点です。

最新入試データでは、生産科学科の推薦倍率が1.27倍、一般倍率が1.00倍と近年人気が急速に高まっており、実社会に直結する専門技術や生きる力を身につけたいと願う受検生にとって極めて魅力的な進学先となっています。

何よりも卒業生の「進路決定率100%」という実績、そしてJRA、ノーザンファーム、社台コーポレーション、ケイアイファーム、国立帯広畜産大学、北海道公務員といった一流の進路へ羽ばたく先輩たちの姿は、受検生と保護者にとって最大の安心材料です。

男子・女子の学生寮「青雲寮」も完備されており、地元日高管内のみならず、全道・全国の広い視野を持つ中学生に胸を張って推薦できる名門農業高校です。

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